バナナは揚げても美味しい!「揚げバナナ」を一度お試しあれ

皆さん、こんばんは!
SARAスクール「料理の資格」担当スタッフです。

今回は「揚げバナナ」についてお話したいと思います。

バナナは果物の中でも安いので、
多くの方が日々の食事の取り入れていることと思います。

ですが、ほとんどの方は
バナナをそのまま食べているのではないでしょうか?

実は、バナナにはほかにも調理方法があって、
その一つとして「揚げバナナ」があります。

揚げバナナは南アジア圏や南アメリカなど、
南半球を中心として家庭の定番料理として食べられています。

具体的にはインドネシア、マレーシア、
シンガポール、フィリピンなどで食べられていて、
マレー語でピサン・ゴレンと呼ばれています。

その他にも、地域により様々な名称で親しまれている料理です。

調理法としては、
衣をまとわせて揚げるタイプと、そのまま揚げるタイプの料理があります。

多くの揚げバナナは甘く、砂糖をまぶしたりチョコを添えたりして
スナックやお菓子感覚で食べられることが多いです。

ちなみに使用するバナナは、熟したものよりも、
まだ固く渋みのあるバナナが使われるそうです。

反対に、ペルーなどの南米地域では、
甘くない青いバナナを素揚げにして料理の一部として食べられます。
ペルーの代表的な料理で「タカーチョ」と呼ばれています。

なんと、タカーチョでは豚の脂(ラード)で味付けをするそうです。
素揚げにしたバナナを潰してラードや塩で味付けしたものを団子状に丸め
サイドディッシュとして添えるそうです。

なかなか日本人にはなじみのない料理ですよね。

日本でも安いバナナですが、南米地方ではさらに安価で手に入り、
かつ非常に食べ応えがあるので、
家庭の生活を応援する料理となっています。

ところで、栄養の観点から見た場合揚げバナナはどうなのでしょうか?

バナナには身体に必要なミネラルであるカリウムやマグネシウムの他、
便秘解消に役立つ食物繊維が豊富に含まれます。

バナナを揚げるというのは油を使うため健康に悪いように思われますが、
実は高温で水分が排出されるために、
これらの栄養素が凝縮されると言われています。

安くて腹持ちも良く、栄養価も高い。
これだけ良いこと揃いなら、試してみるしかないですね!

家庭で作る場合、市販のホットケーキミックスをまとわせてから
揚げるだけで簡単に美味しい揚げバナナが作れます。ぜひお試しください!

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