自宅でダイヤモンドを見分ける方法 ②貴金属の種類を確認する
皆さん、こんにちは!
SARAスクール「趣味の資格」担当スタッフです。
ダイヤモンドを見分け方として、
前回「石の状態から調べる方法」をご紹介しました。
引き続き、今回は「貴金属の種類で見分ける方法」をご紹介します。
ダイヤモンドを持ちの方は多くが、
リングやネックレス、ピアスなどのジュエリーだと思います。
ジュエリーの主な素材として、
プラチナ、ゴールド、シルバーの3つがありますが、
これらの中でもプラチナとゴールドは価格が高く、
シルバーは価格が高いという特徴がありますので、
使われている貴金属がプラチナやゴールドであれば
ダイヤモンドの可能性が高いと考えられます。
キュービックジルコニアをはじめ、
ダイヤモンドよりも価格が安い天然石・人工石では、
安い貴金属が使われる傾向が強く、シルバーが主に使われ、
ゴールドであってもメッキであることが多いのです。
では、使用されている貴金属はどのように見分けられるのでしょうか。
最も手軽で効果的な方法が、「刻印」を確認することです。
本物のジュエリーであれば通常は刻印があって、
プラチナならPt950とかPm900など、
ゴールドならK18、WG、YG、750などと刻まれています。
ちなみにプラチナの950や900というのは純度のこと。
ゴールドも18や750は純度のことで、いずれも18金を意味します。
また、WGはホワイトゴールド、YGはイエローゴールドを意味し、
18金のホワイトゴールドならK18WGと刻まれることがあります。
メッキの場合には、GPやGFが使われることが多く、
K18GPやK18GFの刻印があれば18金のメッキとなります。
ダイヤモンドにはプラチナやゴールドが使われることが多いので、
刻印を見るだけでも本物かどうかを見分ける参考にできます。
刻印の場所は、リングの場合は内側に、
ネックレスならトップの裏側やチェーンの金具部分にあると思います。
刻印が小さい場合が多いので、
拡大鏡を使ったり、スマホのカメラで拡大すると見えやすいです。
ただし、プラチナやゴールドが使われていても、
少なからずダイヤモンドではない場合もあります。
ですから、前回記事の「石の状態から調べる方法」も実践してみましょう。そうすることで判別の精度が高まります。
お持ちのダイヤモンドが本物か分からない時には、
ぜひこれらの方法で確かめてみてくださいね。