冷え性を防ぐための食生活
皆さん、こんにちは!
SARAスクール「美容・健康・ボディケアの資格」担当スタッフです。
前回、「冷え性の原因」についてお話しました。
冷え症には主に食事、ストレス、筋力不足が関わっていて、
改善するためには運動が非常に効果的ですが、
バランスのよい食事を十分に摂ることも重要となります。
そこで今回は、「冷え性を防ぐための食生活」について、
栄養素を中心にお話したいと思います。
冷え性を防ぐために重要となる栄養素は、
主に炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、鉄分などです。
炭水化物、タンパク質、脂質は熱エネルギーの材料になるほか、
タンパク質においては筋肉を作る材料にもなります。
ダイエットを始めたら冷え性になった、、、という場合、
これらの栄養素の不足が大いに影響していると考えられます。
ビタミンについては、ビタミンB群、ビタミンC、
ビタミンEなどが冷え性の改善に役立ちます。
ビタミンB群は炭水化物・たんぱく質・脂質を
エネルギーに変える際に必要な栄養素で、
ビタミンCは鉄分の吸収を高める作用があります。
また、ビタミンCはストレスの緩和にも有効な栄養素です。
ビタミンEは血管を若々しく保ち、毛細血管の血行を良くします。
冷え性はヘモグロビン不足が原因になることもあり、
ヘモグロビンの生成には鉄が欠かせないので、
鉄分をしっかりと摂取することも冷え性予防に重要となります。
このような栄養素は食事から摂取でき、
以下のような食品に多く含まれています。
・炭水化物…米、パン、麺、いも類など
・たんぱく質…肉、魚、卵、乳製品、豆類などに、
・ビタミンB群…豚肉、うなぎ、レバー、牛乳、納豆、かつおなど
・ビタミンC…赤ピーマン、ブロッコリー、柑橘類など
・ビタミンE…うなぎ、はまち、ナッツ類、かぼちゃなど
・鉄分…レバー、ひじき、豆製品、小松菜、大根の葉、海藻など
ここまで読まれた方は、もうお気づきかと思いますが、
冷えを防ぐためには肉、魚、穀類、野菜、乳製品、豆類、卵、
海藻、果物など、さまざまな食品を摂る”ということが肝心です。
また、朝・昼・晩の1日3回食べることも大切。
近年では極端なダイエットをする方や、
偏食する方も増えているようですが、
乱れた食生活は冷え性の大きな原因の1つです。
また、食事は冷え性だけでなく、
心身の健康状態に直接影響を与えますから、
乱れた食生活に心当たりがある方は、
この機会にご自身の食生活を見直してみてくださいね。