カップ麺ばかりは健康に悪い!たまに食べる程度に抑えよう


皆さん、こんにちは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。

カップ麺は私たちの生活で最も馴染みのある食品になり、
今やどのスーパーでも取り扱われるようになりました。

お湯を入れて3~5分程度待つだけで食べられる手軽さと、
美味しさの2つの観点から毎日のように食べている人も多いはず。

しかし、カップ麺ばかり食べるのは健康に良くありません。

カップ麺自体が悪いということではありませんが、
カップ麺に限らず、特定のものを頻繁に食べ続けると
摂取できる栄養が偏ってしまうことになります。

しかし、カップ麺には栄養素がそれほど多く含まれておらず、
加えて塩分量が非常に高いものです。

成人男性における1日の塩分摂取量の目標値は、
WHOでは5g未満、厚生労働省では8g未満と掲げています。

そしてカップ麺と1つで平均して5gくらいあります。
ですから、WHO基準で言うと
カップ麺だけで1日の目標値に達してしまっているのです。

1日カップ麺1つで生活している人は稀でしょう。
他の食事でもそれなりに塩分は摂取していますから、
結果として1日の摂取量を大幅に超えることになります。

塩分を摂りすぎると高血圧になりやすく、
高血圧の状態が続くと脳卒中、心筋梗塞、心不全、動脈瘤など、
命に関わる重大な病気に進展することもあります。

また、栄養素が偏ることで、
体に必要なさまざまな栄養素が偏ることになって、
体や心の疲れ、貧血、免疫力の低下、冷え性をはじめ、
多種多様な不調や病気の原因になってしまうのです。

カップ麺は手軽かつ非常に美味しいので、
特に忙しい毎日を過ごされている方にとっては
とても有難い食品と言えるでしょう。

しかし、栄養バランスが悪くなる、塩分が多いという2つの観点から、
毎日のように頻繁に食べるのはよくありません。

お鍋で作るインスタントラーメンもカップ麺と同じようなものです。
また、パスタやレトルト食品も手軽に食べられ、
私たちの生活を支えてくれていますが、

いずれにしても手軽に食べられる食品ばかりになると、
栄養が偏ってしまいますので、
これらの食品はたまに食べる程度にとどめるようにし、
お肉や魚、野菜などもしっかりと食べて、
バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。


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