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大江戸骨董市へ行ってきました

毎月2回、東京国際フォーラムで開催される大江戸骨董市。
今回も出店したかったのですが、申し込みのタイミングが遅すぎてあいにくスペースが確保できず。
そのため、今回は会場をじっくり見て回ることにしました!
1月に出店した時はありがたいことに忙しくさせていただいたため、他の出店者さんの商品を全く見ることができなかったのです。
東京ではどんなものを見られるのかとわくわくしつつ、妹とじっくりブースを見ていきました。

やはり気になったのは西洋アンティーク、ブロカントのブース。
ボタンやビーズなどのメルスリー形を扱う方々も多く、カットスティールを用いた希少なボタンやサフィレットをあしらったブローチなどなど、欲しいものがたくさんありました。

店主さんに許可を得て撮影しました

また、こちらのブースでは鹿児島の郷土玩具、うなり独楽を販売していて驚きました。
作り手が少なくなっていると言われる中、独楽コレクターの私の父も時々作っています。
こちらは少し古いものだと伺ったのですが、鹿児島から遠く離れた場所でこうして地元の郷土玩具が売られていることがとても興味深かったです。
売っていらっしゃった方も、この独楽のことを知っている人間に会えて嬉しかったと話してくださいました。

今回も感じたのは、やはりインバウンドのお客さんの多さ。日本の古いものにこれだけ多くの人々が興味を持ってくれていることが純粋に嬉しいです。
たどたどしい日本語で値段を聞いていたり、私のすぐそばで木製のヌンチャクを購入して喜んでいる海外の方を目にしたり。
私がヨーロッパの蚤の市で感じるようなわくわくを、日本で感じているのかもなあ…

見るのも出るのも楽しい大江戸骨董市。
今年中にもう一度は出店で参加できたらなぁと思っています。

このあと、東京ステーションギャラリーで開催中の宮脇綾子の展示会を見てきました。

東京駅のドームはいつ見ても綺麗。

こちらが会場入り口。
館内は撮影禁止だったので、昨日の永青文庫同様!じっくりと時間をかけて観覧してきました。

古布を使ったアップリケの作品や、野菜や虫などをスケッチした絵などが展示されていたのですが、そのデッサン力と素材や色選びのセンスにただただ目を見張る作品ばかりでした。
迷いのないシンプルな線で描かれたカタツムリのスケッチを見て、普段見えていると思っているものの姿も、実際には「見て」いないのかもと思わされました。

また印象的だったのは、ひたすら柄の違う生地をサンプラーのように貼り付けていった作品。
格子や縞模様の木綿の生地のバリエーションの多さと、色彩の豊かさに見惚れました。膨大な布や糸、レースの素材をストックしていたであろう宮脇綾子の仕事場が見てみたかった…!

東京駅の夜景

閉館と同時にギャラリーを出ると、外は暗くなっていました。
ライトアップされた東京駅の美しさ…

本日の歩いた歩数は2万歩越え!
今日も骨董にアートにと充実した1日でした。

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