北海道まで往復1600kmの日帰り旅行をした話（食事編）
「今年やってみたいこと」のひとつに「SFC修行」を挙げた2025年。（SFC修行とは何か、ということについてはまた別の機会にお話することにして）今回の日帰り北海道旅行はそのSFC修行の一環でもありました。
「北海道に日帰りで行く」というと、大体は「もったいない…」という反応が返ってきます。私自身無謀だとも思いましたが、妹氏が「北海道日帰りならちょっとやってみたいかも」と言ってくれたので決断ができました。
かくして羽田〜新千歳の航空券を取ったのは去年の11月のこと。ANAの正規割引チケット、スーパーバリュー55で片道9,520円。未だ新潟より北の日本を旅したことがなかったので、2万円で北海道の大地に立てるのなら……という思いで申し込んだのです。
とはいっても、今回の旅は新千歳空港内だけで過ごすプランにしてみました。雪の季節、スキースノボ目当ての外国人観光客でごった返しているという北海道。札幌まで楽しめるタイトなスケジュールを組んでも、もし交通機関でトラブルなどがあった場合取り返しがつかないからです。
Twitterなどで新千歳空港で1日過ごした人の情報を見ていると、とにかくおいしそうなものがたくさん紹介されていたので、今回は「食」をメインテーマにして楽しんできました。
結論から言うと、1日日帰り、しかも空港だけでも充分に楽しめることがわかりました。
今回は、新千歳空港への日帰り旅行で私たちが食べたものをご紹介しようと思います。
1.ＪＡびえい 美瑛選果 新千歳空港店のコーンぱん
新千歳空港に行ったら並んででも買うべき！と多くの方々が絶賛していた「美瑛のコーンぱん」。
空港着陸が8時30分ごろで、ターミナルビル内を移動して急いで売り場に行くと9時少し前。すでに1度目の販売は終了していたらしく、次の焼き上がり時間は9時30分と書かれていました。
30分ほどで購入できるなら、とすでに15人ほどが並ぶ列の最後尾に並びつつ、妹には別の人気お土産「SNOW」に並ぶよう指示。
1人2箱まで購入できるのですが、販売の少し前にスタッフさんが購入箱数を聞いて引換券を渡してくれました。ここから購入個数の変更はできないそうです。また1箱5個入りは固定のようです。
並ぶこと30分ほど。
無事、1箱購入できました！
5個並んだコーンぱん
できたてはアツアツで、「冷めるまでしばらく待ってから食べてください」と言われたのに、やはり我慢できずにぱくっと食べてしまいました。
表面はこんがり。柔らか系のパンですが、どこかもちもちとしています。
一口かじって中を見ると…
コーンが内側にたっぷり詰まっていました！
マヨネーズで和えたりしていない、とうもろこしそのままの味わい。はじけるようなコーンの粒は噛めばしっかりと甘く、とても満足感がありました。
これはファンが多いのも納得の味わいです…！
2.Le TAOのブラウニーバトンパイ
「新千歳空港限定」と聞くと食べずにはいられない、ということで、高級感漂う売店でこちらを購入。23センチと長かったので、妹氏と半分ずつ食べました。
さっくりとしたパイ生地の中にしっとりとしたブラウニーがくるまれていて、最初食べた時は「ん？」と首を傾げてしまいそうになりました。
パイ生地とブラウニーでどちらも小麦小麦なので、食感がふかふかっとした感じ（笑）
説明にはちゃんとブラウニーが入っていると書いているのに、その色や形から「チョコレートが入っている」と勘違いしてしまったのです。
中のブラウニーにはアーモンドクリームやチョコカスタードなども入っているのですが、もう少ししっとり感があれば…と言う感想でした。
バターの風味のパイはとても美味しかったです！
3.スープカレーlavi（ラビ）のlaviスペシャルカレー
北海道といえば外せないのがスープカレー。
カレー好きとしてはどこかでぜひ食べようと思っていたのですが、今回はこちらにしてみました。
入店時間は11時ごろでしたが、すでに店内は満席。
少しだけ待って案内され、私たちは2人ともいわゆる「全部載せ」の「laviスペシャルカレー」のオリジナルスープを選びました。
チキン、角煮、ラビオリ、色とりどりの北海道のお野菜にうずらの卵が入ったこちら。
辛さは通常カレーの中辛程度だと言う3倍を選んだのですが、これが結構辛かった！
それでも、スプーンでほろほろにほぐれるほどやわらかく煮込まれたチキンやレッドムーンという赤い皮のついたじゃがいもなどと一緒に食べるとちょうどよい味わいに落ち着きました。
ちなみに妹氏は10倍をオーダー。少し味見しましたが、あまりの辛さに味覚が麻痺しそうでした（笑）
あとで知ったのですが、安倍首相も生前この空港店で何度か食べたことがあったのだそう。
スープカレーの聖地北海道。いろいろなスープカレーを食べ歩いてみたくなりました。
4. LeTAOのムースフロマージュパルフェ
昼食から約2時間後。
空港内を歩き回って、ようやく食後のデザートを食べようかということで選んだのがこちらでした。
北海道物産展などでも大人気のドゥーブルフロマージュがちょこんとのった、可愛いサイズのパフェ。
ジャージーミルクソフトの下には優しい甘さのとろけるブランマンジェとフロマージュムース。
トッピングされたフローズンストロベリーとラズベリーソースがアクセントになって、飽きずにぺろりと食べられました。
まさにここでしか食べられないスイーツ！
妹氏はオランジェットの方をオーダー。
ほろ苦いオランジェットとチョコのコンビがこれまた美味でした！