Airbnb体験記ーアヴィニョンのアパルトマン
買付の旅ではよく民泊を利用しています。
最初に「民泊」を経験したのは2005年ごろ。当時はAirbnbもなく、インターネットの掲示板や個人のホームページなどで泊まれる部屋を探していました。
Airbnb(以下、エアビー)を最初に利用したのは2012年、今から13年前に友人ら4人でパリのアパルトマンを借りました。ホテルとは異なり、現地のリアルな暮らしの空間にそのまま入り込める楽しさを知り、以来宿泊先はまずエアビーで探すようになりました。
とりあえず今回は2023年に利用した、フランスのアヴィニョンのアパルトマンの写真を少しご紹介します。
アンティークで有名な街、リル・シュル・ラ・ソルグやその周辺のフェアに行くために宿を取ったのがアヴィニョンでした。リルの宿泊は人気があって、特に夏場のブロカントシーズンは高額になるので、リルまでアクセスもよいアヴィニョンの街中に滞在することにしたのです。
結果、とてもよい選択だったと思います。
この時の宿は1泊90ユーロ、当時のレートで4泊で6万円ほどでした。
3人で一緒に滞在したので頭割りすると結構リーズナブルではないでしょうか。
古いアパルトマンをモダンにリノベーションし、フランスには珍しいクーラー付き。(近年猛暑の南仏の夏には欠かせません)リビングダイニングのソファはベッドとしても使えるものでした。
こちらが寝室。2人でスーツケースをそれぞれ広げられる広さがありました。
近くのマルシェなどで買ったお惣菜やパンを使って朝ごはん。
キッチンにオープンがあるとスーパーのピザなども焼けるので便利なのです!(安くて結構おいしい)
一日中歩き回るので朝ごはんはとても大事!
共通のお財布を作って、20ユーロほどずつ出し合ってそこから食費を出したりしていました。
とにかく外食が高いので、買付中は自炊スタイルをとることが多いです。
この時はすぐそばに屋内型のマルシェがあって、さまざまな食品がとても充実していました!
じゃがいもにもいろいろな種類が…
悩んだ時はキッシュを食べることが多いです。
フランスのキッシュはとにかくボリューミーで、一切れが巨大!充分一食分になります。
サーモンとほうれん草の組み合わせが特にお気に入り。
たまたま滞在していた場所の目と鼻の先でブロカントが開催されていて、ここでも結構買付しました。のんびりとしていてとてもいい雰囲気!結局リルよりこちらで買ったものが多かった気がします。
アヴィニョンは滞在するのにとてもいい街だったのですが、旧市街地エリアには車が入って来られないこともあり、駅から宿までのアクセスが少し大変でした。(Uberでもアパルトマンの真ん前には車を着けられなかったため)
古い街並みの石畳はとても風情があるのですが、スーツケースを転がすのも一苦労。車輪が壊れるリスクもありとても大変なのです…
アパートを借りる際は、アクセス方法だけではなく周辺の交通や治安の情報も事前によくチェックしておくことをお勧めします。
それでも、「暮らすように旅する」感覚が味わえるエアビー滞在は楽しいもの。
日本でも利用できる場所が増えているので、海外のエアビーが不安という方はまずは国内で使ってみるのもお勧めです。
実際に沖縄で利用したエアビーについてもまた書いてみたいと思います。