南国鹿児島に降る雪は…展示会the Attic 2日目
本日、ポランカでの展示会2日目でした。
昨夜から降り続いた雪のため、自家用車での移動は断念。鹿児島市営バスは通常運行とのことで、バスにて市街地を目指しました。
私の住むエリアは鹿児島市北部の高台にある住宅地なのですが、そこから大きな国道に出るまでの道は大体雪に覆われていました。
それが平坦な市街地に行くにつれて雪の姿は見えなくなり…展示会の会場のある名山町に着く頃には桜島の雪くらいしか見当たらなくなりました。
同じエリアに住む小中学校の同級生の中には、家から出られそうにないのでリモートワークを選んだ人も。けれど市街地の状況しか知らない人には、「え?雪で職場に来れないなんて嘘でしょ」と思われかねないなぁと感じました。
それほど、同じ鹿児島市内なのに全く状況が違うのです…!
そのことを、今日の帰宅中にますます確信しました。
夜7時、自宅周辺の雪もだいぶ溶けたからと母が車で迎えに来てくれました。
当時、名山町の天気は雨。
もうこのまま鹿児島では珍しい雪の日も終わりかなぁと思いながら、両親の家のある吉野方面へ向かいました。
国道10号線を進み、稲荷町の手前あたりから雨だったはずの天気がみぞれ模様に変わりました。
車の屋根に当たるみぞれの音は、雨音とは全く違います。そのあたりで嫌な予感はしていました。
滝の神トンネルを抜けた時、待っていたのは降りしきる雪、でした。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
ーまさに川端康成の「雪国」の書き出し、そのものです。
市街地とはあまりに違う光景に、ただただ唖然。
これはギャラリーに行くためにバス待ちをしていた時の一枚。到着した名山町の写真と2枚を比べると、笑っちゃうくらい違う光景にタイムラインの皆さんも驚いていました(笑)
今日は鹿児島市電や南国交通バスが午前中運休したり、国道が一部通行止めになったりと、鹿児島県下では局地的に雪の影響が多く出たようです。
私の住む吉野台地は、海抜200mはあると聞いたことがあります。
標高が100m上がると気温は0.65度下がるそうなので、坂の途中にある滝の神トンネルあたりがもしかしたら気温の分岐点になっているのかもしれませんね…
そんな中でも運行してくださるバス会社さんには本当に感謝しかないです。
ただでさえ雪の中の運行は大変でしょうに、昨日のドライバーさんは停留所に停まるたびに「雪で寒い中大変お待たせいたしました」と言いながらドアを開けていらっしゃいました。その一言が、冷えた身体もあたためてくださるようでした。
おそらく明日も、ギャラリーへ向かうために鹿児島市営バスのお世話になると思います。
展示会3日目の木曜日、少しお天気が落ち着いてくれることを願うばかりです…
会場に並べた雑貨の一部をご紹介します。
鹿児島市内にお越しの際はぜひ、
名山町のギャラリーポランカにもお気軽にお立ち寄りください♪
みなさまのお越しをお待ちしております!