日本で一番起業家を輩出するコミュニティ起業家.comの面接をうけてみたら?〜ぶっちゃけどうなの?富永創太と起業家.com〜
日本で一番起業家を輩出するコミュニティ??
(全て無料で読めます!人気の起業家フォーラムについて多角的な面から研究してみました。面白いと思ったら投げ銭よろしく願いいたします。)
先日、日本で一番起業家を輩出するコミュニティとして話題(?)の起業家.comの代表の富永創太氏の面接をひょんなことから受けてみた。予期せずに面白い大変だったのでちょっとその経緯を記してみる(なお長いため手っ取り早く結果を知りたい方は方針決定以降を)。
この富永創太氏というのは、ネットの情報によると、慶応理工学部に在学中に起業、数社を起業したのち、現在は起業家教育やネット広告の企業である合同会社ForStart、17ライブのライバーの事務所である株式会社StockForceの経営に携わっている人物らしい。
自分は後から知ったのだけれど、この起業家.comは日本で一番起業家を輩出するコミュニティとして、一部で超有名であるようで、これまで200人を超える起業家を輩出したという。
きっかけはTwitter
そもそもの始まりはTwitterだった。この代表の富永氏のアカウントを何かのきっかけで自分の別垢でだいぶ前からフォローしていた。たまに以下のようなビジネスに関する気の利いたツィートをするアカウントで、気になっていたものの、それ以上の関心もないアカウントだった。
先日その富永氏のアカウントが行うプレゼント企画が目に止まった。
超凡人が月100万稼ぐための必勝法 (でーん!)
ついついタイトルの強さに引きずられて、youtubeリンクをもらうことになった。
youtubeの内容はそこそこ面白い内容で、人にものを買わせるにはストーリーを作るのが重要という趣旨。ちょっとピンチになったけど、売りたいものや情報を使うとそれが克服できたという展開のストーリー作ると売りやすいというよくあるマーケティングの話を熱のこもった語り口と的確なフリップで説明する動画。なかなか聞かせる内容で教育ビデオとしてはクォリティも高い
お礼方々、感想ついでに
といったコメントを書いて送ると、
というちょっと気持ちをくすぐる返事が返ってきて、その後2、3やり取りを続けていた。まあここまでは非常に良い印象であった。
起業家.comの緊急募集
その後しばらくして、今はなくなってしまったが、起業を目指す若者を中心に濃密なディスカッションを富永氏としながら起業家の成長を促すフォーラムを募集しているというツィートが流れる。
今回は若干名の募集で問い合わせもかなりきているらしいとの趣旨であった。後から思うとこれがくだんの起業家を多数輩出するフォーラム起業家.comの緊急募集だったらしい。
前のツィッターのこともあり、良い印象のある時だったし、前向きな人たちと良質な情報交換できる場があるといいなという軽い気持ちで詳細を問い合わせてみることにした。この時は勉強会みたいなものかなと思っていた。
詳細問い合わせてみると、しっかりやれる人を探しているので、人柄を見たいとの話で、TwitternのDMにて幾つかの質問をやり取りすることとなる。
のような他愛もない質問に対する受け答えを二、三回やり取りしたのち、ぜひ参加してもらいたいということでzoomミーティングが設定される。
そしてミーティングの前に、次のようなアンケートに答えることが求められる。
また富永氏が昔書いたというブログ(西武獅子雄ってベタな名前なんだよ。。)を読んでおくように言われた。
ちょっと不思議だったのは人柄を見たいという割には、経歴であるとかこれまでの実績見たいなことには触れず、またTwitterを介したやり取りであるためこちらはtwitter名しか明かしていないことだ。これだと自分の個人情報を明かさず入れるのは嬉しいが、どんな人が入ってきているかわからない。
起業家.comの面接一回目
さて初回zoomミーティングは仕事のない金曜日の夜に行われることになった。この時点でまだ状況を把握していなかった自分は勉強会みたいに多人数の会議が開かれるものと思っていたが、実際は富永氏との1:1であった(またこれは彼の特徴なのだが、毎回zoomのリンクは5分前とか2分前とか直前まで送られてこない。会議直前にTwitterのDMを監視しておかないといけず、連続して会議が入っている場合にはかなりな負担になる。このあたりがちょっとイラッとさせられるというか、ビジネスをやっている人にしては失礼な感じがする)。
そしていよいよ富永氏とのzoomミーティングがはじまった。少しあどけなさの残るこざっぱりとしたノーネクタイのスーツ姿の青年がzoomの向こう側に待っていた。言葉遣いは丁寧で今時の若者にしては的確な敬語を使いしっかりとした印象を受けるものもの、イケメンとも言えなくない彼の風貌からはどことなくホストのような遊び人風な印象を受けた。
といったような内容だ。
続いて巷で言われているような富永氏の経歴
を追いながら、ちょっとしたビジネスを行う上での心構えや着眼点の説明となった。
こうしたこれまでの経営上のエピソードを提出したアンケートに絡めて説明する氏のプレゼンによって、聞き手には非常に頭が良くて、情報感度も高く、若いながらもやり手経営といった印象が形成されていく。
そしてこの富永氏からもっと色々吸収したいという気持ちになってくる。そこでフォーラムの概要が説明されるわけだ。
半年かけてスモールビジネスと幾つか回しながら最終的には自分でビジネスを創出するコース。その過程で週一のビジネス講義、slackを中心としたグループでのディスカッション、週一の富永氏とのミーティング&進捗管理を受けながら企業家としての成長を促すというもの。
例えば以上のような内容の週一の講義のなされるなど、フォーラムの概要も合わせて説明がなされる。週一でこの内容の講義が無料youytubeのようなqualityで行われるだけでも申し分なさそうである。
そしてこれまでの人の事例も語られ、バリバリやった人の中には初月で月収が300万を超えた人もいるなど効果の面の宣伝も抜かりない。
そしてさらりと、コースにかかる費用が35万円かかること、クレジットでも銀行振込でも可能で、契約書、請求書、領収書ともに電子書類の形で配布が可能であると費用負担の説明がなされる。
ここまでくると、富永氏のいわゆる実績、フォーラムの内容などに心が奪われ35万でも安いなという気持ちになっているのも事実だ。
さてこれで即契約とならないのが、また憎いところである。
課題?そうである。次のフェーズに進むには選考に通らないといけないのである。
課題として出されたものが割とめんどくさい。
というものだ。。(今から会食と土曜日デートあるんですけど。。)
西武ししおブログはそこそこの分量があり、まともに読んでいると結構な時間がかかる。基本的にはマインドセットに関わる事項が述べてあるブログであり、キーワードを拾いながら10分程度で流し読みすると、最後の方に割と
使えそうなことが書いてある。
「コンフォートゾーンを破る」、「2秒で決断」、「何かを決断して72時間以内で行動しないと忘れている」、「失敗してもリカバリーできるようにする」といった決断力に関わるものと、「人の成功を喜ぶ力」を持ちつつ(胃良いところを盗み)、「(他人に自分の思いを)伝え」、「(他人を)巻き込み」といったビジネススキル面の心がけみたいなものに分かれる。
このうち自分にとって使えそうなものを抜き出しながら、500字程度の文章を30分程度で適当に作ってDMに投げておく。
字数設定ははわりと細かく、500字なかったようなので弾かれてくる。
10分程度で一部膨らませて再提出して、終了(取引先との会食へ)。
基本的には500字程度では具体的なものは何もかけないと思うので、課題をやる努力が問われるだけで、書きさえすれば落ちることはなさそうな気もする。
その後半日くらいして、
というメッセージ送られてくる。「素晴らしい出来」云々で自尊心をくすぐるのも忘れない(デートの時にちょっと嬉しい気持ちになるw)。
ちょっとはデューデリしないと!
ここまで来ていまひとつ自分が何に加わろうとしているのか不明であることに気づいた。
富永氏の持つビジネススキルやネットワーク、起業家教育のコンテンツを利用しながら、35万を払って氏の指導監督のもとに何らかのビジネスをしながら起業家として成長していく。
聞こえはいいが、自分が富永氏の立場だった場合、何人の生徒がいるのかは知らないが、週1とはいえ35万で5−10人程度の生徒をフォローして指導、進捗管理していくのは割に合わない気がする。
何か裏があるのではないか?
と思うのが人情である。
一方で富永氏の語る実績や発想法は秀逸でまた起業家教育のコンテンツもクオリティが高いので、35万課金して彼の手法を盗むのもありだなと思ったりもする。
そこで日曜日の面談前までの時間(デートで前日から日曜日の午前中にやることはやったので午後は暇だったw)、富永氏をきちんと研究してみることととした。
富永氏の名前でググると出て来る情報は驚くほど少ない。個人ブログの情報、自分たちで出したプレスリリース記事、そして起業家.comのサイトである。
起業家.comの情報で目を引くものは富永氏と思わしき人物が19歳で六本木ヒルズにオフィスを構えたという記事。
富永氏が慶応在学中に起業し頑張っていたという公称の経歴とともに安心感を与える記事である
一方で個人ブログには信奉者のもののが多く、基本的にはポジティブな評価のものの多いのは事実である。ただ個人ブログであるのでその内容については玉石混交であるのも念頭に置いておかねばならないのも事実だ。
この個人ブログの中で少し目を引いたものに起業家.comの内情を少し書いたものがある
これを見るとそこそこビジネス的には成功するものの富永氏の事業に何らかの形で加担する形態が多いのではないかとも思われる。
一方で非常に気になる情報も出てくる。
この日本詐欺返金支援協会 のサイトに出てくる記事である
› フォーラム › ブラック企業 告発 掲示板 › 起業家.comの富永創太
特に二つ目のコメントは注目に値する方で具体性がある。
そこで本当にそうなのか
まずは国税庁の法人番号検索で富永氏が経営するとしている2社について調べて見る。
すると両社とも六本木ヒルズにあった履歴はないことがわかる。
また興味深いことに起業家.comの運営会社は合同会社ForStartであるとされているが、その住所はStockForceのものが書かれており
この辺のいい加減さというか気持ち悪さは、意味不明である。
また株式会社StockForceの会社概要は
となっており、富永氏がCEOでないとわかる。
さらにCEOの氏名がローマ字表記でしか書かれておらず(漢字でないので個人が特定できない)、また経歴も写真もないこと、それ以外の経営陣の氏名も経歴も写真もないことが少し不思議というか異様な感じである。
興味深いことに富永氏周りの人たちはこのローマ字表記かTwitter名しか記載されていないパターンが非常に多い(本名を特定されたくないのは穿つと色々考えられる。デジタルタトゥーがある場合などだ)。
このように富永氏の下調べをしながら感じたことは、いまひとつバックグラウンドがわかない人だなという印象であること。もうひとつはこの一口35万の起業家.comのビジネスモデルがいまひとつわからないという印象。
さらには彼の指導のもとでビジネスを開始するということは、彼自身がどのような人で、彼のネットワークにどのような人がいるのかということが今後の自分のビジネスの評判、存続性ということにも関わってくる。特に自分のように他に大きく稼げるビジネスを持っており、単に情報や優秀な人たちとのネットワークを得ようとしている場合はなおさらだ。
例えば彼が対談をしていた竹之内教博氏の周り(直接関連はないとは思うが)のきな臭い噂も気になってきた。
起業家.comの面接二回目
そして日曜日の夕刻、起業家.comの2回目の面接が行われることになった。
下調べをして感じた少し複雑な気持ちを持ちながらの面談。
いつもながら富永氏は熱のこもったトークでマインドマップを駆使しフォーラムの説明を行ってくれた。
ポイントは前半3ヶ月で自分自身で稼げるシステムを作り、後半3ヶ月でそれを事業化するということになるらしい。
前半3ヶ月はビジネスに対する感覚を養うために、ネット広告をベースとしたビジネスでPDCAサイクルをできるだけ大きく回すことになるらしく、後半は関連企業からファンディングを募りビジネスを創出する過程になるらしい。
前に見た起業家.comの内情とも符合する話で興味深いのは事実だ。
ここで気になったのは大多数の人数を受け入れて後は打っちゃらかすというビジネスモデルではないかということだ。
そこでどこくらいの人がこのフォーラムに入り、どのくらいのドロップアウト率があるのか気になるところである。
富永氏にそこのところを「この半年のプログラムで何人の人が入り、何人の人がドロップアウトするのか?」という質問をぶつけてみる。
なぜかそれまで雄弁だった富永氏がちょっとうろたえた表情を見せる。それでも持ち直した富永氏は
と述べる。実はこの数字ちょっと不思議で、というのも起業家.comは約10年の歴史があり、その間の卒業生は260名であるため年間平均26名の入会者がおり半年にすると13名の入会者になるはずだからだ。
企業研究でこういう細かな部分で整合性が取れなかったり、不思議な点が現れるのは事実に基づいていないケースが多くレッドフラグであるパターンが経験上多い。
また卒業生のアウトカムについても聞いて見る。
すると4割が独自の事業をしているというよりは、富永氏の事業を手伝っているパターンになっているらしい。
これはこの起業家.comのビジネスモデルが富永氏の事業を手伝う人材を安いコスト(35万円払ったもらえる)で育成するということになるのかもしれない。また富永氏が事業がどんなものを含んでいるのかはわからないが、広告業を主体としている氏の事業を手伝うことは、健康食品のような単価の高い一方で法的リスクのある商品の広告に加担させられ、その露払いになる可能性もある。
いろいろなことを考えながら、ポーカーフェースでスルーしてミーティングは終わりを迎える。
そして次の課題をパスすれば、次回の面談は具体的なフォーラムの活動の話や契約の話しになるとの概要の説明が最後になされた。
次の課題は1回目のものに比べて格段に面倒臭く47.5時間後までに
といった内容をメールにて提出することになる(なおカウンターパートに何かしらの懸念がある場合は氏名も含め提供する個人情報をコントロールすることは時重要である。ここのやり取りはメールでのやりとりになるのが、基本的にやり取りする場合には自分のメインメールでなく捨てアドで行った。自分の場合はTwitter名で終始貫くこととした。)
次の面談は48時間後の火曜日の夜に行われることとなった。
課題は分量が多い為少し面倒ではあるが大した内容ではない為、自分のTwitterアカウントをベースとした夢物語的なビジネスモデルをベースに上記趣旨にあった作文を1時間程度で作成する。
ただ富永氏のバックグラウンド、関連会社に関する情報が不透明であることから方針決定の為の時間の為少し時間を置くこととした。
一方で彼のこれまでのプレゼンから、彼のビジネス手法に対して興味があり課金して情報を得たいと思っていたことも事実である。
方針決定
ここまで来て、一番の懸念材料は、富永氏の現時点での事業内容、ネットワークとその自分の事業に対するrepetitionの面への影響である。
特に彼の事業に関するwebsiteの情報の記載の不正確さや不明瞭さは気になる点である。特に経営陣の情報がほぼゼロであることは、シリコンバレーやボストンを中心して多数のスタートアップの情報を見てきた自分にとって非常な違和感がある。
いろいろ情報を整理した結果、今後の展開には富永氏がコンプライアンス面で筆者と同様の価値観を持っているかどうかでないかと思われた。
富永氏がビジネスにおいて2秒の即断即決が必要とはいうのはわかるが、コンプライアンス面を含めた契約や事業内容のデューデリジェンスも事業を進める上で重要であり2秒で終わらないのも事実だからだ。
こうしたケースの場合、悪徳な業者の場合次の面談の際に契約書へのサインを急かす場合が多い。ここで契約書の精査をするためにワンクッションおけるかどうかが一つの試金石になると考えた。
起業家.comの三回目の面談
さて最終面接が予定通り火曜日の夜に行われた。
富永氏は相変わらずの熱のこもった語り口でフォーラムで行われることについて語ってくれた。
特に最初の3ヶ月のフォーラム。
この時点で、経営に対する肩を学ぶことになる。
ネット広告業でスモールビジネスを回しながら、最初の1ヶ月で型を学び、次の2、3月でビジネスを展開することになる
1ヶ月:自分を殺してビジネスの型を学ぶ期間
売り上げ=利益となるのが特徴
基礎のコンセプト作成
マーケットペルソナの形成
グロースを試みる
収益化を試みる
ということが中心となる
-2か月:1ヶ月目で形成したものをベースに
効率化
モデル化
KPIとは何か?
といった点を検討する
-3か月:1、2か月目で得たものを
独自性
優異性
資産化
といった観点で整理する頃が目標なるという方針を
ホワイトボートを使った熱弁される。
また課題として提出した(彼によると140名の参加者のうちほぼトップの優れた内容らしい。みんなにそう言っているのかもしれないないが、富永氏のじじい殺しの手腕がうかがわれる)ビジネスモデルをベースに多少のアドバイスをもらえるセッションもある。
そうこうするうちに予定した終了時間の10分前となる。
そこで富永氏は
との趣旨の発言をされる。
そこで筆者が質問したのは
と質問する。
なぜかここまで雄弁だった富永氏はちょっとしどろもどろになる(もろ懸念した想定通りである)。
それでも2、3日時間を取れないか聞いてみる。
うろたえる富永氏は渋々、2日の猶予は可能である、またその間に他の方の申し込みを受けてしまった場合ご期待に添えない場合がある
ということであった。
この応答はレッドフラグなので、入れなくても良いとの返答をする。
次に聞いたことはその2日の間に契約書のひな形をもらえないかということであった。
すると富永氏がさらにしどろもどろになる
え、あんた社長じゃないの??と思いながら、契約条件を精査したいので契約書のひな形を提供してもらえないか食いさがる。
自分の経験から言うと営業トークで調子の良いことを言っていても、契約書でとんでもない条件が入っていることがざらなので時間をとって契約条件を精査することは基本だからだ。
さらにはこれは富永氏のコンプライアンスの感覚を試す試金石でもある。
結局のところ富永氏はzoomのスクリーン共有で契約書のひな形を見せることはできるが、契約書を書面で事前に提供することはできないのではないかという認識を述べる。
なぜ彼がここまで頑なに契約書を事前に提供することを嫌がるのかについて違和感を抱きつつ、この場で契約はせず富永氏側で契約書の提供について再検討をしていただくことをお願いして三回目の面談を終えることととなった(その後富永氏から連絡はないし、今後もないと思われる)。
終わりに
富永氏との三回の面談や彼のSNSやyoutubeでの投稿を見ていると、彼が頭の切れるビジネスセンス豊かでまた起業家教育に優良なコンテンツを持った人物であることは間違いはなさそうである。
一方で彼のwebsiteに関わる不自然な記述、契約書にまつわる不自然な対応を見ると少し違和感というか残念な感じがする。
多額の金額を要する契約でさらに事業の協業に関するセンシティブな契約の
契約時に事前に契約の検討ができないのは自分の感覚としてはありえない。
おそらく、契約書にこちら側にとって不利な条件や富永氏側契約者の氏名(穿ち過ぎだが例えば契約者に前科があるなど)、富永氏側にとって契約前に明かすとまずい情報が記載されているのではないかと勘繰りたくなる。
一方で彼のビジネスに対する情熱や「2秒で決断」「前の週と同じことをやっているなら後退と考える」といった貪欲にビジネスにおける結果を求める姿勢には共感を売るのも事実であり、現時点でも複雑な気持ちであるのも事実であるのには変わりない。事実これは自分のビジネスのやり方や目標設定をもう一度見直すきっかけにもなった。
この記事での記載は事実に基づきさらにできるだけ客観的な表現を行うことを試みた。気持ち的に行ったり来たりしたのもの、リスクを考え筆者は起業家.comとの契約をしなかった。少しリスク面を気にしすぎであるとか人を信用してチャンスにかけた方がいいという意見もあるかもしれない。おそらくこの記事を読んだ上でもここの読者によって判断は分かれるのではないかと思われる。読者の方の賢明な判断をお祈りする。
最後にこの記事は、富永氏に関して誹謗中傷を行うという趣旨の記事でもなく、真摯にフィードバックを行うものであるものであるのはお分りいただけるのでないかと思う。特に筆者と氏とのやり取りにおいては、富永氏は終始真摯に筆者にお付き合いくださり、適切なアドバイス等の面談の際に筆者に頂いたことも最後に申し添えておく。また今後の氏の事業の健全な発展をお祈りすることも事実である。
以上全て無料で読めます!人気の起業家フォーラムについて多角的な面から研究してみました。面白いと思ったら投げ銭よろしく願いいたします。
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