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自分の好きな香りで自分にかえる 自分のために自分の生を生きる

2月18日に、初めての「森の手仕事ワークショップ」を開催します。先ほど、ハンドクリーム作りで使うあれこれが、届きました。実験道具みたいで、もうわくわくしています笑

ハンドクリーム作りは、ちょうど一年前に清里清泉寮で、トトラボの村上志緒 さんに教えていただいたのがきっかけで始めました。https://note.com/shio_totolab/

何回か日吉のトトラボ・ヴィーヴォの家まで通って、植物の恵みをいかしたスキンケア用品作りをしてきました。植物は年がら年中おなじものがあるわけではなく、四季がうつっていくにつれて、変化があるわけなのですが、その季節の変化を感じながら、ハンドクリームや化粧水を作っていました。

秋になって、手術をすることが決まりました。今まで大きな病気も怪我も経験してこなかったのですが。手術までは普段通りの生活で、とのことだったので、前から約束していた山陰〜九州の旅もしました。

佐賀では友人の畑の恵みを生かした暮らしにどっぷりつかり、北九州ではだいちの再生をしている友人と、森の恵みを生かしたハンドクリーム作りをしました。彼女のハンドクリームは、黒文字の精油は大分、椿油は長崎、ハゼロウと久留米のハチミツを加えて作るもの。オール九州。無農薬で育てた柚子と一緒に、旅した土地の恵みをいただいて帰りました。

そして迎えた入院生活。入院直前に、北九州の柚子で化粧水を作り、九州の黒文字のハンドクリーム、トトラボで作った山梨の精油のハンドクリーム、森ファシの仲間にいただいた丹沢の黒文字茶を持って、入院しました。

入院中に薬剤師さんと看護師さんに確認をした上で、手術をした翌々日から、少しずつ森の恵みたちを使い始めました。

朝は黒文字茶で目覚め、スキンケアは柚子と、黒文字や針葉樹のかおり(ハンドクリームはお顔にも使用できます)。

看護師さんに「どんな効果があるのですか?あ、癒しですよね」と言われましたが、そう、薬効とかは言えないけれど、朝から

自分の好きな香りで、自分にかえる。

それが習慣になりました。

今回の入院のふりかえりも、そのうち書こうと思いますが、入院生活は、初めて

「自分のために生きる」

ことができた時間でした。退院前日は「こんな時間を過ごせてありがとう」という気持ちがわいてきました。

手術後に体の中がどんどん変化して自分の体の隙間を埋めようとしている、もともとの自分に帰ろうとしているのを感じました。そうするとそれについていけない他の組織が痛くなったり、興奮したり、疲れてしまったり…でも毎朝、自分の好きなかおりを嗅ぐことで、「私はここにある」と足を地面にしっかりつけることができて、心穏やかに幸せな入院生活を過ごすことができたのです。

かおりってすごい。今回のWSは私の好きなかおり(都留の黒文字と丹波山の檜)をお持ちしますが、ご自分の好きな香りを探してみて、自分に帰る時間のおともにしても楽しいかもしれません。

というわけで、ハンドクリームと書いていますが、自分の心もケアできちゃうクリームつくり、いかがですか?まだ募集していますよ。お申し込みはコメント欄からでも、↓Facebookのメッセンジャーからでも、InstagramのDMからでも。

https://www.instagram.com/sarara28_shinrinyoku

森の手仕事・ソイキャンドルとハンドクリーム作りWS



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