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家族がやる範囲を超えて支援者まで背負ってしまう自分に気づく

(経過)障害者の弟のはじめての深夜徘徊がきっかけで、母がパンクして、弟は施設に入ることになり、病院へ入院してから施設へ。この間に私と母の決裂、弟を担当する相談支援専門員の人との衝突から信頼関係構築、親戚の相手。。。

本当に大変だったけど(その後、母のことでも大変だったけど)、弟は施設に入ってからは穏やかに2年過ごしていました。

弟の病状が少し進んでいるようです。昨日連絡をもらって、正直また「なんで私ばっかり?」と思ってしまいました。

病院からの連絡は、妹が受けてくれたのですが。。。

弟のことは、実家を出てから没交渉できました。それは、弟から「おねえちゃんはよそのひとだから(帰ってきてはだめ)」と言われたことが、大きなきっかけです。帰省すると2階の元自分の部屋にあがって、階下にできるだけ降りず、弟と顔を合わさないようにしてきた30年でした。
妹は今でも弟の中では、小さなかわいい赤ちゃんのようで、ふたりは仲良しです。

それが2年半前から、弟と母のキーパーソンとして動くことになりました。

どんなに楽しい時間を過ごしていても、突然病院や施設から電話が入って、その気持ちを台無しにされる。これが両親ならしかたない、と思えるのだけど、没交渉だった弟のこととなると、どうしても納得できない、ひどい姉です。

昨日は友人と会っている間、機内モードにして、電話には出ませんでした。おかげで妹が電話を受けてくれたのですが、今後のことについて、妹から聞き出せず、今日はドクターからの電話を待っているところです。

母からは、私たちが新しく家庭を持つ時に、実家から離れたところで結婚しなさい、と、子どもの頃から言われ続けていました。弟のへんな評判で私たちに影響が出ないように、ということだったと思います。が、それが今では仇となっている気がします。だって遠距離介護、大変ですもの。

母とも連絡取っていない今、相談相手は妹と夫と相談支援専門員のYさんだけ。ほかにも揺れまくってるのに、なんだかなー。

きょうだいの葛藤への支援も欲しいです。

昨日の昼にドクターとお話しして、夜になって支援相談専門員のYさんと話して、ようやく落ち着きました。
Yさんは
「さららさんは、支援者もしてしまうから。
 家族の役割だけしたらいいんですよ」
そうなんだ、自分は家族(きょうだい)がやる範囲を超えていたんだと、改めて思いました。
境界線を引くのが下手で、つい自分をそっちのけでがんばろうとしてしまう私。2年かけて、きょうだいがやらなくていいことまで踏み込んでいたことに、気付いたかも。

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さらら
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