
すでに ある
わたしは「自然豊かなところで過ごしたい」と、森と街を行き来する日々を二年半、重ねました
心身に「違和感」を感じて、手放すことにしました
ですが一度手放したことを再び掲げ、夢の実現のためと、動いていたわけですが…
心身に無理が生じてしまいました…
わたしは住宅地が並ぶ街で暮らしていますが、散歩に出ると、近頃あちこちから、小鳥たちが色彩豊かな歌声を披露してくれています
鳥たちにわたしは、「おはよう」「元気?」「今日のご飯は何?おなかいっぱいになった?」と声を掛けると、鳥は一定の距離感を保ちながらも引き続き食事を続けます
食事中ながらも鳥とわたしは並んで、共に歩みを進める ひとときがあることに
心が、ふんわり、かろやかな、きもちになります
草刈りの度に刈られて、秋から冬にかけて葉が枯れるスペアミントが、この頃新芽を出してきていることに、微かな春のきざし、季節の移ろいを感じられて、心があたたかいきもちになります
神社や公園には、背中を合わせたり手を合わせたり、声をかける 木 が幾つか在ります
その木たちは、わたしの呼吸を ととのえて くれたり、浮ついた氣を 鎮て ととのえて くれたり、支えて、助けてくれています
わたしは、街に居てもわたしを通した「内にある自然」に、心身、安らかな きもち になっていることに、きづきはじめています
小学生のときに友だちの家に子犬が生まれて、その子犬を胸に抱いた瞬間の、子犬に顔うずめて、顔をくっしゃくしゃにして、思わず笑みが零れてしまうような
わたしは、そんな わたし に、たまらなく愛おしいきもちになります
いいなと思ったら応援しよう!
