Bel Air
わたしはひたすら
音を聴いた
聴いていたいものを、聴きたいだけ
ひとしきり
何度も喜び、泣いた
人は、楽器や音を通して
こんなにも豊かなきもちに
新たなせかい
夢をみせてくれるものなのか、と
昨日プンスカ怒りながらも
ふと
その音に触れたとき
「物語を感じるか」
という
ことばが降りてきた
意味や分析は、今は必要ない
自分自身の直感、感覚的なもの
そう感じたから、そうとしか言えない
音は、振動
人は、60%以上が水でできている
人、水は、振動して周波数や波動が流動する
血、肉、骨、DNAや魂レベルにまで
否応なしに振動は伝わる
光なみに
音を奏でるとき
原曲、額面通りかとか
プロ、アマチュア
上手、下手
そういった対極、二元論の話ではなく
奏でられた音や声は、振動し
その人のフィルターを通る
オリジナルかcoverか
音を生み出すという点では同じかもしれない
例えば型があり、それを鍛錬し、磨いていく
全く何もない状態、零から
命を宿し、産みおとす
爆発的なエネルギーだ
そして
それは
水と水が
ふるふると
響き合い
共鳴する
"なにか"の拍子に
人には
自分が想像しているより
遥かに超えたもの
その可能性を秘めている
それは意識しても、していなくても
できるか、できないかとか
たくさんの人に聴いてもらうか、独りでほくそえむのかとか
そんなことはもう、どうだっていい
やりたいから、やっている
ドラムに初めて触れて音を出したとき
わたしが叩いたから音が奏でられたと、嬉しかった
姿勢が後ろに傾いて、軸がグラグラした
息を吸ったり、吐いたりすることも
息継ぎをどこですればいいのかわからず乱れた
レッスンや練習後は
酸素が薄く感じ
クラクラした
今では軸がぶれていることや姿勢がおかしいときは、きづくようになった
また
動揺することも
呼吸が乱れることもなくなった
ドラムはリズムを生む
心も身体も心でみて、触れて、聴いて感じ、味わう
わたしはドラムも
歌うことを知っている
楽器や心身を通して
それを体感させてもらっている○
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