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1㌢の宇宙

20210912

雨が降っている。
うちに三日滞在していた蜂さんは、いない。パートナーは蜂さんを家から空に放つときに、蜂さんは「もぅ、来ないよ」と言っていたのを聴いたそうだ。
そうなんだ…。
あれだけソワソワさせる蜂さんだったのにね。訳もなく窓からキョロキョロ眺めて探してみたり、ブーンという音を聴いたら「蜂さんかな…」と馳せてみたりした。なんだろう、このきもち。

そうか。
わたしたちは、蜂さんにみつけてもらったのかもしれないな。
共鳴。
うれしかったんだ。

たった、三日だったけれど、こんなやさしいきもちになれたのは、蜂さんのおかげだな。出逢えてよかった。ありがとう、蜂さん。
ちなみに、わたしもパートナーも、一度蜂に刺された経験がある。蜂さんに「ハッチ」と名前をつけていた。

20210913

ふと、味噌汁に冷凍の白玉を入れた。蘇る白玉!還る白玉!そう、一度凍ったことなど、夢想だにしない白玉。なんなん、この体感。

もきゅっ!
むちっ!
むきゅっ!

「はんやはんや!(なんやなんや!)」
口内モッシュとモブする白玉!

しかし、「あれ!?どこいった!?あれだけ、おしあいへしあいやったのに…」ほどなく、姿形、感触が消える。光の如く…。
面白い。白玉。
また、お戯れしよう。


「着倒すTシャツ」のデザインを諦めそうになっていた。こんなことして何になるんや!なんとなくキランと瞬くものはあれど、形に現すって、あまりに拙すぎて苦しい…。
否、わたしによる、わたしのためのTシャツやしな!自分で自分にノリツッコミをする。のび太は、ワガママ言いたい放題しても、ドラえもんは時に、なぐさめ、叱咤激励し、諭したりしてくれるのを想い出す。
そして、今日も今日とて、掘り起こしていくぅー!

それと並行して、わたしはどんなものに、琴線が触れるのだろうと、みている。

質、kawaii、色、海、根源的な、Space、Galaxy、Prism…。
あるやん、感じてるもの。感じてることあるやん。
上手下手、得手不得手、ええやん、まるっと宇宙ごと抱きしめよう。

そんなこんなしてたら、たった1㌢のスペースより、お越しになられましたー蜂さん。
弾んでいるわたしがいた⚪

20190113 「くしま」にて頂いた宇宙


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sakikawasumi
お読みいただき、ありがとうございます。 とても励みになります! みなさまから頂いたエネルギーを巡り巡らせ、精進してまいります!