見出し画像

【義務教育は終わり】 5.21 修斗世界女子スーパーアトム級防衛戦 敗戦


今更の報告になりますが5/21女子修斗colorsにて
世界女子スーパーアトム級の防衛戦がありました

2R目にハイキックをもらってしまい、1度目のハイキックでフラッシュダウン
なんとか誤魔化しましたが、
再度ハイをもらい気がついて立ち上がった時には試合は終わっていました。
TKO負け、防衛できず。
ベルトは私の手元から無くなってしまいました。

効かされてしまったので何も言う事はなく
2度もあのハイキックを蹴れる渡辺選手が強かった、それが現実です。

試合前に私のYouTubeチャンネルで北岡さんがこんな事を言っていました。
〝格闘技の試合はその人の濃縮された時間だったりする〟
https://youtu.be/qEJ0P3RuGg0 
(3:10あたり、見てみてね)

じゃあ、あの2分36秒が私の格闘技人生だったのかと思うと、なんだか切ない気持ちになります🥲

うまくいかないことばかり、結局こうなるのが私なのかと


チャンピオンじゃない自分


チャンピオンになったあと特別変わった事は無かったのと同じでベルトがなくなったから何か変わる訳では無い

それでも試合以降、チャンピオンじゃなくなった自分はどうしたらいいのかよくわからないままふわふわしています
試合に向けて作っていく中で割とギリギリだった自分の身体とメンタルを休ませながらのんびり過ごしております
特に何かが解決した訳ではなく
次の目標ができた訳でもない

またチャンピオ目指せばいい!とか
次はどうするの?これからは?とか言われますが
そんなすぐに切り替えられないし
100%エネルギーを注げる自信はない

そんなに入れ込まず、もっと軽い気持ちでできれば良いのだけど私はそれはできないし
トップで居続けること、ましてやベルトを取りに行く事は物凄くエネルギーを使う

長く続けてれば認めざる負えない現実がある
生物としての強さだったり才能だったり、持ってる持ってないの話だったり数字だったり

それを受け入れたうえで格闘技の世界で生き残っていかないといけない
それがどれだけ大変で苦しいか、それでも私は格闘技で何者かになりたくて必死にやってきた

チャンピオンになった事は私の格闘技人生を肯定してくれる大きなきっかけだった

じゃあそのベルトが無くなったから私の格闘技人生が否定される訳ではないのだけど、こんな性格だからまた否定されて私からは何にもなくなった気持ちになってしまう弱くてモロいSARAMIです


義務教育は終わり

先日ゆっくり北岡さんと話す機会がありこんな事を言われた

〝俺の役割は終わったんだよ〟と

これを聞くと、ジム移籍?と思う人も多いと思うがそんな話ではなく

移籍してすぐの頃

北岡さんは7年前私がパンクラスイズム横浜に移籍してから私の事を
•チャンピオンにさせる
•メジャーの舞台で試合をさせる
この2つを自分の役割と思っていたらしい

この2つは
•修斗チャンピオンになった
•RIZIN2度出場
で現実となっています

だから北岡さんからしてみれば俺の役割は終わったんだよという話し

最低限〝義務教育〟は終わったよと


今後の話

改めてじゃあこれかららはどうするのかという話になりますが、
〝あとは私次第〟という事です
今まで散々北岡さんに頼りぶら下がり、川村さんにも頼りきり、SARAMIとしての軸はほぼ無いに等しかった
私は弱い人間なのでどうしても人に甘えてしまう

自分がどうしたいどうありたいというのが実は無い

これから、
どうしたいか、どうなりたいか、何をしたいのか、SARAMI自身に託されているという事です。

もちろん、私のセコンド陣は協力してくれるだろうし頼れば答えはくれる

私自身がどう在るかが今後問われてきます

プロデビューして12年目を迎え6月19日で33歳を迎えます。こんなにも長く格闘技を続けると思っていなかった、というか続けられると思っていなかった。
ありがたい事に周りの環境に非常に恵まれて格闘家SARAMIとして生きることができています。

年齢なんてただの数字と言いますが
女性としてまぁまぁいい年齢になってしまった事に私は考える事もあります。


そんなモヤモヤを抱えながらも、今一つ言える事は
〝このまま終わりにはしたく無い〟という事です

こんなにも弱音をつづりましたがそれなりに楽しく生きています
なので、暖かく見守ってください🧸👍

みなさん応援ありがとうございました📣
引き続きSARAMIを応援していただけると嬉しいです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?