「アミ小さな宇宙人」語彙集7
「アミ小さな宇宙人」より心に残ったところを備忘録もかねて。
とても印象に残ったシーンがありました。
アミが「窓のそ・・とをみてごらん。」といった、「そ」と「と」の間の一瞬の間に体験した出来事です。
ペドロは時空を超えて未来世の自分に会うという場面。
「ぼくはどの世界にいたの、アミ?」
「時間と空間の外に位置している世界・・今の君にとっては、まったく別の次元の世界だよ」(中略)ある限界まで進歩をとげてしまった、おおよそ、2000度くらいの状態の君の未来の姿を垣間見てしまったんだよ」
「で、それは、いつのこと?」
「何度も生まれては死んだ、ずっと後の、別の人生のことだよ・・」
「どうして、未来を見ることができたの?」
「すべてが書かれているんだよ。もう、すでに書かれているんだよ、“神の小説”にはね。ただ、何ページか先を飛ばして読んでしまった、それだけのことだよ。」(中略)
「あの女の子は誰なの?今でもぼくたちは、とても愛し合っているように感じているけれど」
「神(愛)が君のそばに、彼女がいるチャンスを、何度も与えるだろう。時には彼女と分かるだろうし時には分からないだろう。すべては君の“胸の脳”しだいだよ。一つのたましいには、ほかに決められた別のたましいがあるんだよ。一つのたましいだけでは“半分”にしかすぎないんだよ」(中略)
「彼女は今、どこにいるの?」
「君の住んでいる世界にいるよ・・」(P217~219)
魂が進化した未来世の自分。
「それはいつ?」と聞いたペドロに、「ずっと後」といいつつも、「神の小説」には「すでに書かれている」と言う。
そして彼女は「君の住んでいる世界」に居て、分かっても分からなくても何度も出会う、そして一つのたましいは「半分」だと言う。
これを頭で理解するのはなかなか難しいけれども、いわゆるパラレルワールドのことであり、ツインソウルのことであり・・とてもおもしろく、興味深く感じました。
「永遠という名の一瞬」という葉祥明さんの絵に彩られたすばらしい本があります。
その世界観と同じことだな、とここを読んだときに思いました。
そして、最後。お別れのシーンです。
目がくらむような黄色い光がついてぼくを包んだ。
「“愛が幸福に向かう唯一の道”だってこと、忘れないようにね」
とアミは下降していく僕に向かって言った。
足が砂浜の上に着いた。上は何も見えない。
でも、アミがぼくを見ていることは分かっていた。
ひょっとすると、アミもぼくと同じように、目にたくさんの涙を浮かべていたかも。
とてもすぐには家へ戻る気にはなれなかった。
アミのメッセージをちゃんと理解したことを彼に伝えるために、小枝をとって砂浜に翼の生えたハートを描いた。
すると、すぐに何かが走って、ハートの周りに円を描いた。
アミの声を聞いた。
「それが地球だよ。ペドゥリート」(P224)
今日も記事をお読みいただきありがとうございました♪
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