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インテリアデザイナーの引越し顛末記⑧
少しずつですが、片付けが進み始めました。
痛切に感じるのは、物の行方を決めることの煩雑さです。
私自身はミニマリストではありませんが、持たない暮らしの提唱には賛成します。
少なくとも、大切な時間を片付けや探しものに奪われることがなくなります。
片付けは判断の連続です。
更に後悔と反省、罪悪感などネガティブな感情が積み重なり、心身共に疲弊します。
疲れが溜まり過ぎて、夜眠れない日が続きました。
三連休、夫と2人で桜の硬い蕾を愛でながら散歩をし、カフェでランチを愉しみ少し元気になりました。
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今回は、リサイクルについてのご紹介です。
ECOFFリサイクルキャンペーン
大丸・松坂屋百貨店が期間限定で行っているリサイクルキャンペーンECOFF
靴・バッグ・洋服を1回1人9点まで持ち込むことができます。
1点につき、1,000円のクーポンが発行されます。
他社との差は、紙クーポンか電子クーポンかを選べること。
電子クーポンの場合は、100円上乗せされます。積極的に電子化を推奨することが、紙資源削減を後押しし、こちらもエコに繋がります。
更に特筆すべき点としては、交換した紙クーポンは、環境保護団体に寄付することができます。
片付け真っ最中の私は、迷わず寄付を選びました。
捨てることへの後ろめたさが軽減される企画には、感謝しかありません。
ワールドエコロモキャンペーン
こちらはワールドが期間限定で開催しているキャンペーンです。
洋服のみですが、こちらも1回1人9点まで引き取ってもらえます。(10ではなく、9という数字に意味があるのでしょうか?)
1点につき、1,000円のチケットまでは同じです。
大きな違いは、ECOFFは10,000円に付き、1枚使えるのに対して、エコロモチケットは
5,000円に付き1枚使用可能です。
1割引と2割引の差は大きいですよね。
私は大丸のECOFFで靴を6足、
松屋銀座で洋服18枚をエコロモチケットに交換してもらいました。
ECOFFクーポンは、その場で寄付ボックスに投函して帰りました。
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早速、松屋銀座でチケットを使い車で荷物を運んでくれた長男のジーンズを購入しました。交換した洋服の大半が息子2人のものだったため、上手くリサイクルできて良かったと思います。
後輩に譲る
仲の良い後輩2人には、それぞれバッグとおもちゃを引き受けてもらいました。
仕事をフォローしてくれる育短ママには、彼女に似合う小ぶりのバッグと趣味で集めたトミカコレクションの一部を贈ることにしました。
5歳になる男の子が大好きなミニカーで遊ぶため、床が傷だらけだと話していたことを思い出し、提案したところ快諾してもらえました。
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いつもバッグや洋服を誉めてくれる、明るく元気な後輩には、彼女に似合いそうなバッグと小物を譲ることにしました。
どちらも新品に近いものです。
メルカリに出品したり、リサイクルショップに持ち込むよりも
元気をくれ続けた彼女に使ってもらいたいと思いました。
バッグの数も減らしていこうと思います。
本当に大切にしたいバッグ5点だけを手元に残すことにしました。
引越しは、物との向き合い方を考える良い機会になります。
よく耳にする「購入する際、捨てる時のことを考える。」
今はすっと入ってくる言葉です。
また、物に対する執着を無くすことの大切さも身に染みました。
明日は、家具買取業者さんに家具の引取りを依頼しています。ハイブランドの家具でも長く使えば二束三文と聞きました。
反対に処分代を請求されるケースもあると聞き、今から緊張しています。
あいにく、明日は冷たい雨が降る予報。
また、ご報告します。