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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-②

粗大ゴミの数々

引越しで出た粗大ゴミです。
全部で28点
合計20,200円でした。

解体した食器棚は、上段が階段を通ることが出来ず、ベランダから下ろしてもらいました。

大きな家具を購入する場合、気をつけなくてはいけないことがまた1つインプットされました。

戸建ての場合、階段というトラップがあります。
大切なのは、搬入経路のチェックと同時に搬出が可能かどうかも見ておく必要があります。
入ったものが、出せないことはよくあるそうです。

勉強になります。

ベランダから下ろされる食器棚

新居に到着

朝8時から作業が始まりました。
今回も昨日同様、ドライバーを入れて3人です。
うち1人は華奢で小柄な女子でした。
やはり同性は話しやすく、要望を伝えると復唱してきちんと対応してくれました。
重い段ボールも軽々と持ち上げます。
「力ではなく、コツがあるんですよ。」と笑顔で答えてくれました。爽やかな担当者にホッとします。

陽当たりの良いリビング

グレイッシュブラウンの床とダークグレーのエコカラットタイルが貼られたリビング。
配管スペースを確保する為、下げられた壁もダークグレーで仕上げています。
私は、この色遣いが好みなので
引越しを楽しみにしていました。

床が全く見えないリビング
段ボールの山にうんざり

片付け開始

かつて、寝食を忘れるぐらい何かにのめり込んだ経験はありません。
今回、引越し前日の片付けから始まり当日の片付け、翌日の搬入と荷解き。
3日連続で睡眠不足です。
本来なら眠いはずの午後も全く眠くならないことが不思議です。
8時から始まった作業は、12時半に無事完了しました。
引越し業者さんが我が家に関わった時間は、2日間で合計12時間半。
お疲れ様でした。

始めに貰った段ボールは80箱でしたが、20箱増え100箱の段ボールが部屋を占拠しました。
どこから手をつけていいのか途方にくれます。

玄関クローゼット

まず最初に小さなスペースから始めることにしました。
玄関とトイレです。

玄関クローゼット

玄関クローゼットは、引越し屋さんが靴を入れておいてくれました。
左側の取り出しやすい棚にはよく履く靴を右のクローゼットは、ストックと段ボールを仮置きしました。
意識して色を揃えて並べると、より一層整います。
カラフルな靴は少ないですが、
黒い箱のまま収納すると散らかりません。

お試しください。

1ヶ所でも完成すると達成感が生まれます。

トイレ

トイレはこの状態です。

汚れと臭いの温床になるマット、スリッパは置きません。
掃除のしやすさを重視します。
すべてが片付いた後、ここには絵を飾ろうと考えています。

機能的で快適なトイレを意識して
トイレに掛ける絵の候補

左はフランク・ロイド・ライトのステンドグラスのデザインを
縮小した作品。
右は笠井正博の薔薇シリーズ
絵、マット、額のバランスが美しい作品です。
正面の白い壁に掛けようと思案中。

洗面所

洗面所はオーブン棚も引き出し収納もまだ考えがまとまらず、仮置き状態です。
引出しは左右対称に右が夫、左が私のスペースに分けようと考えています。

洗濯機横の白いオーブン棚は扉がないため、機能面で気に入っています。
ただ、収納の仕方次第では生活感に満ち溢れる可能性もあります。

少し落ち着いて考えたいと思います。
アドバイスがあれば、ぜひコメント欄にお願いします。
以前も書きましたが、私は審美面にこだわるため、使い勝手が後回しになってしまいます。
苦手な分野だと自覚しています。

食器が見つけられない

まだリビングには大量の段ボール箱が存在しています。
引越し3日目でようやく湯沸かしポットを発見し、やっと熱いお茶が飲めると喜びましたが、茶葉とカップが見つかりません。
食器1軍と書いた箱が4つもあり、書いた自分のセンスのなさにがっかりしています。
逆に2軍と書いた箱の中身が気になります。

お花が届きました

一番好きな黄色の薔薇
玄関クローゼットの隣に飾りました

引越し3日目、友人からお花をいただきました。
大好きな黄色の薔薇。
私の好みをしっかり覚えていてくれたことが何よりも嬉しい。
お花以上に添えられたメッセージが染みました。
「新しい街でも楽しくお過ごしください」
彼女と過ごした時間は、本当に楽しいことばかりでした。
ビタミンカラーと呼ばれるイエローやオレンジは、女性を生き生きと元気にする力を持つと言われています。

食べることを忘れて、片付けに没頭した3日間。
朝食と夕食は殆ど食べず、昼食のみ出かけたついでに外で食べていました。
夜ももうやめようと口にしながら、目と手が勝手に動いてしまう。
せっかちな性格ではないのですが、一度気になってしまうと周りが見えなくなってしまう厄介さを持ち合わせていると思います。

友人は、そんな私に立ち止まることを示唆し、元気を注入してくれました。

ありがとう。

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