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大人の休日〜神戸街歩き〜①

はじめに

住み慣れた東京から関西に移り住み、2年7か月が経ちました。
引越してからしばらくの間は、少し長めの休みが取れる度に東京に行くことを心待ちにしていました。
行くと言うより帰るという感覚だったと思います。
息子たちはもちろん、東京に住む友人や会社の後輩と食事を愉しむ時間を大切にしていました。その思いは今も変わりませんが…

関西での生活に慣れ、仕事を通じて新たな交友関係が生まれてくると、東京に行く頻度は2ヶ月に1度から3ヶ月、4ヶ月と少しずつ減って行きました。
遠出をする機会は減りましたが、反対に近場での日帰り旅を愉しむ余裕が出てきました。

今回は、まだまだ不案内な関西での街歩きをご紹介します。
第一回目は神戸三宮周辺です。

生田神社参拝

10月後半、ようやく暑さから解放され気持ちの良い季節を感じられるようになりました。
青空もくっきりと鮮やかで、街歩きにはぴったりのお出かけ日和です。

神戸街歩きのスタートは、生田神社の参拝からと決めています。
生田神社は、阪急三宮駅から徒歩3分とアクセスも良く、午前中の参拝は清々しい空気に満たされるため、お勧めです。

色鮮やかな鳥居に迎えられて
手水舎も秋空に映えます
手水舎も秋の彩り

楼門をくぐり、拝殿で手を合わせてお参りを完了させます。
神さまとのご縁を大切にしたいため、お賽銭は50円と5円硬貨を用意しました。
私独自の拘りです。
お参りの後は、社務所に立ち寄り御朱印をいただきます。
生田神社の御朱印は、色使いやデザインが美しく、種類も多いため毎回迷ってしまいます。

左が今回、秋の御朱印

御朱印をいただいた後は、おみくじをひくことをルーティンにしています。
おみくじに書かれた和歌は、神さまからの言葉と聞いてから吉凶関係なく、大切に持ち帰るようにしています。
「参道の真ん中は神様の通り道だから端っこを歩かなきゃいけないんだよ。」
制服姿の女子高生がそう話しながら、追い抜いていきます。
ファミリアのサブバッグを持った若い女性の信心深いその言葉に驚きました。
神戸発祥の子供服ブランドであるファミリア
東京ではあまり見かけることが、なかったブランドですが、生田神社の社務所ではファミリアの御朱印帳、御朱印帳バッグなどが販売されています。
神戸らしい風景です。

焼きそば専門店「長田本庄軒」

10時55分開店前の様子
焼きそば専門店
ぼっかけ文字が並びます

三宮センタープラザ地下1階にある焼きそば専門店「長田本庄軒」に来ました。
YouTubeで紹介されていた画像を見て、訪れたいと思っていたお店です。
開店5分前に到着しました。
もっと並んでいるイメージでしたが、2組目でした。
ふわとろぼっかけ焼きそばと
そばめし、肉豆腐、長田レモンサワーをオーダーしました。
レモンサワー以外は、昨日から決めていたオーダーです。

ぼっかけとは牛すじ肉とこんにゃくを甘辛く煮込んだ神戸長田の名物料理です。

神戸長田名物ぼっかけ
目の前の鉄板でいただきます

焼きそばを待つ間、ぼっかけ肉豆腐をいただきました。
温かい豆腐が苦手な私でも感動するぐらい中までしっかり味が染みています。

ぼっかけ肉豆腐
レモンたっぷり

きんきんに凍らせたレモン丸ごと1個使った長田レモンサワーの店頭ポップを見て、オーダーしました。
まだ朝11時ですが、観光客が多いのでしょうかレモンサワーやビールを飲みながら肉豆腐やぼっかけ小鉢を楽しんでいる人がちらほらいました。
カウンター席のみで席数は14席、開店と同時に満席です。
観光客と地元客の割合は6対4ぐらい。
サラリーマンらしき人が焼きそば定食(ごはん、味噌汁)をさくっと食べて帰っていきました。

ふわとろぼっかけ焼きそば
ぼっかけそばめし

夫と2人で半分ずつシェアして食べました。
レモンサワーも250円で追酎してもらいました。
少し早めの昼食でしたが、お腹いっぱいでこの後は何も食べられないと思いました。
でも美味しかった。
普通の焼きそばとの違いは、ぼっかけの存在もさることながら、スパイスの風味とソースのコクが独特だと思います。
リピート間違いない料理です。

ひとり旅の女性が紹介するYouTubeを見ることが多いのですが、共通するのはよく食べること、綺麗に食べることです。
一軒目の紹介で終了では、味気ないですよね。
ここで仕事のある夫とは別れ、1人で三宮と元町を散策します。





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