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今朝の夢・迫登茂子先生の「なんにでもありがとう」を読んで

あー今朝も夢を見たのに、忘れてしまった!友人のEちゃんが出てきた気がする。それからキティちゃんの何かが出てきた。思い出せないな・・・残念。

話かわって、今、迫登茂子さんの「なんにでも『ありがとう』」(講談社、2003年11月発行)を読んでいます。
小金井にお住まいで、毎月11日に自宅を開放して「11日会」をされているそうです。行き方を教えてくださる人がいて私も一度行ってみたいと思いながら、まだ行けずにいます。

この本の中で「あっ」と私が一番感じた部分をご紹介します。
迫先生はアクリルたわしを製作されていて、その残り糸で「あやとり紐」を編むことがあったそうです。
で、ある時急遽地方で講演を頼まれ、三十人分「あやとり紐」を編んで持って行った。ところが100人集まっていたので足らない・・・じゃんけんに勝った人だけもらえたそうです。で、男性3人が後ろの方であやとり紐を首にかけ、何やら話し込んでいる。
迫先生が不思議に思って訊いたところ、
「すごく『気』が感じられ、気分がいい」
と答えたとのことでした。

私はテレビの功罪に
「手作り品を、マスプロダクトよりも下に見ていたこと」
が挙げられると思っています。
確かに手作り品は一品一品まちまちだし、綺麗なのもあれば不出来なのもあり、できるまでにとても時間がかかる。
しかし、実は人が「気」を感じられなくなってきて、鈍感になっていただけなのだということが、このエピソードからわかります。

男性3人というのがポイントだと思います。
多分武道、武術をしたことがある人だろうと思う。
現代では、武道や武術を経験することが、「気」の感受性を最大引き出すポイントになっている気がします。

迫先生もそれを訊いて自分も試されたそうです。
たった一本の細い「あやとり紐」なのに暖かく、肩こりもほぐれたそうです。冬にも暖かいそうです。
これはやはり「手編み」マジックですね、手編みが全く廃れてきた今こそ、実は手編みにはパワーがあったという、どんでん返しのエピソードでした。


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