ミニマリスト、コーヒーエネマとはっちゃん食堂
約5年前にさかのぼるお話です。
私はミニマリストという言葉をyoutubeで初めて知りました。そしてミニマリストのしょっぴんさんのチャンネルをよく見るようになりました。
彼はその当時都内で一人暮らしの男性でした。
「え?まさか」
と思うくらい大胆に断捨離をして、ミニマリストな暮らしぶりを披露してくれました。
断捨離という言葉は知っていたし、本も読んだことはあったものの、実際に動画で捨てるようすを克明に記録した動画を見て
「わあ、まだ使えるけど捨てるんだ・・・すごいな、なるほどねえ」
と、驚いたものでした。
常識という名の何かが自分の行動を縛っていることを感じました。
彼の断捨離動画で、私の意識改革はだいぶ進んだのです。
合言葉は
「迷ったら、捨て」
でした笑
さて、そんな彼の動画を見る中で、コラボ動画として、アメリカ在住のケンジさんの動画を派生的に見るようになりました。
彼は、閉鎖的な日本を飛び出し、アメリカでの生活を謳歌していました。
映像が美しく、カリフォルニアのドライブ動画など
「ここまで綺麗に撮影できるんだ」
と衝撃を受けたものです。
ケンジさんの動画で特に驚愕したのがこちら。
コーヒーエネマの紹介です。
コーヒーエネマをざっくり説明すると、有機無農薬栽培されたコーヒーを抽出して、毎朝浣腸をすると、体調が劇的に良くなる。
という話でした。
「コーヒーで浣腸するなんて健康法があるんだ!?」
しかし、私は思い出したのです。
90年代「スーパーモデル」という言葉が大流行りしました。
単なるモデルではなく、高級ブランドのアイコンとして、発信力・カリスマ性のあるモデルのことを指してました。
クラウディア・シーファーとか、ナオミ・キャンベルとか・・・
よくエステサロンや健康食品などのマーケティングで
「スーパーモデルも愛用している!」
という枕詞が使われていたものでした。
そのスーパーモデルが「若さを保つ秘訣」として秘密裏に行なっているのが「浣腸」である。
と紹介するテレビ番組があったんです。
モデルだけに
「若く、肌は美しく、」
いなければならない。
しかし当時はアメリカの食事が悪いのか、腸内環境を良好に保つのが難しかったのだろうと思われました。(その後日本の方が悪くなる笑)
ケンジさんの動画を見てから日本のコーヒーエネマ事情を検索して調べたら、日本でも導入しようとしたものの、その後法律で規制が入り下火になってしまったという記事を見ることができました。
日本人に対しては、重要な情報や本質に触れるような情報がシャットアウトされている兆候がすでにその頃からありました。
さて次にご紹介したいのは、群馬県桐生市にあるという「はっちゃんショップ」の動画です。
しょっぴんさんとケンジさんが二人でコラボして動画を撮影しています。
80歳を過ぎたはっちゃんが経営している食堂で、500円で食べ放題、子供は無料です。
大人気ですがさすがに500円では赤字で、年金を使って経営している・・・という内容でした。
「自分は子供の頃から貧乏で、いい思いをしなかった。だから、少しでもみんながそういう思いをしないで済むように」
とのこと。
料理を作るというのは重労働です。
仕入れもあるし、掃除や片付けもある。
お客さんをお迎えするのには準備がたくさん必要になります。
もちろん、はっちゃんの趣旨に賛同して手伝ってくれる人もいるのだろうけれども、この行いは凄すぎる。
「これは菩薩行ではないか!?」
私はそんなに料理の手際がいい方ではないが、たまにははっちゃんを見習って、人に料理を振る舞えるような人間になりたいと思いました。