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[18禁] 薬物中毒の大学生が私に恋して自殺未遂した話 in アメリカ

アメリカ人の彼氏と約一年間付き合って別れた後は上手にTinderを使っている私だが、先月ちょっと危ない人と出会ったので紹介していきたい

*Tinderとはアメリカで最も有名なマッチングアプリだが恋人探しにはもちろんだが、気軽に友達探しとしても利用できる

規模の小さいど田舎にある高校に通っているため日常生活で人と出会うことはほとんどなく、あっても農家のおじいちゃんおばあちゃん

なので、広く浅くの友達付き合いがスタイルの私にとっては唯一の救いである


出会い

冬休みの間は私の学校から車で2時間東に位置する(大きめ)の街、ピッツバーグに住んでいる友達の家で約1週間過ごした

特にやることもなくTinderでスワイプしながらダラダラしていたのだが、オハイオに戻る前日にまあまあ(笑)カッコいい人とマッチしたのだ

彼の名前はジェイコブ、ピッツバーグにあるコミュニティカレッジに通う大学三年生の20歳で身長は180cmと良さげ

見た目は私の大好きなJack Harlowというラッパーに似ている感じ(この人のコンサート行ったからジェイコブのことを良いと思っただけだと今なら言えるが...)

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しかしマッチ後すぐには会えなかったわけだが、その後私が学校に戻ってからはSnapchatでお互い写真を送りあったり毎日話したりし始めた

*Snapchatとはアメリカのティーンエイジャーを中心に愛されているコミュニケーションツールであり、写真を撮ってそのまま相手に送られる(一度開けたら保存しない限り消える)


話ていくうちに…

ある日ジェイコブが涙目をしたセルフィーを送ってきた
「どうしたの?」と聞くと「気にしないで、不安障害のせいで最近毎日泣いてる」

私がルームメイトにこの人なんか泣いてるんだけどって少し笑いながら相談したら、普通会ってすぐの女の子に泣き顔見せないし、なんかその人変だから話すのやめたほうがいいよときっぱり言われた

でも約1週間毎日話していたし泣いてる人を放っとけなかった私はジェイコブにビデオ電話で話聞くよ、と一歩踏み入れることにした
30分後に電話をかけたときはもう泣き止んでいて少し笑顔も浮かべていた
私が電話をしている最中にルームメイトともう1人友達が同じ部屋いたので、私とジェイコブの会話にちょくちょく混ざってきた

そのおかげで会話も謎に弾み、そんなに気まずくもなかったので良しとしよう

その日のルームメイトは謎にテンションが高く、いつもよりおかしかった
数週間前に選挙があったのでルームメイトが私の携帯を手に取りジェイコブに「選挙に行ったか?」と聞いて彼が「ううん」と言うので説教の口調で色々政治について話し始めた(お互いふざけ合って話しているとは分かっていても選挙に行くことは大事)

しばらくした後に私がトイレから帰ってくるとドラッグ(薬物)の話をしていた
ジェイコブが「ドラッグはしない方が本当いいからね〜」と微笑みながら言ってきたのでセルフコントロールがある人なんだなと思っていたら、真逆だったのだ

マリファナぐらいならみんなやってる、けどジェイコブはコカイン毎日レベルだった
数日後ビデオ通話したときはLSDも!Oh my fucking god

薬物中毒者って乱暴で、みたいなイメージがあったがジェイコブは全くと言っていいほどそういう印象はなかった
どちらかと言うと優しすぎて私がイライラするぐらい(やっぱり男の人はリーダー性があって少しツンツンしてる方が良い)
不安障害のせいでドラッグをやってしまうことも理解していたし、毎日2週間ほど話していたので今さら無視するということが出来なかった


会いに行く

その2週間後の週末に私がピッツバーグに行けることになったので一緒にお出かけすることに

しかし、会う予定の1週間前にジェイコブが軽い交通事故に遭ったようだ
いつもなら1時間以内には返信をくれる彼だったが、その日は3時間以上こず、何があったのかな〜と思っていたら
「ちょっと馬鹿なことして交通事故に遭った」と連絡がきた

なんのドラッグをやってこんなことになったかは教えてくれなかったが、きっとヤバイものだったはず

その数日後に電話した時にジェイコブが
「馬鹿だよね、俺、ごめん、嫌いになった?」
みたいなことを言ってきたので本音をなかなか言えない私は
「大丈夫だよ、気にしないで」
としか返せなかった
心の中では普通そんなこと聞くかよ… と、どんどんガッカリしていく一方だった

その後も知り合ってまだ数週間しかあってないのに「君を愛したい!」と言われ?!私は戸惑うばかり(私は恋人探しなんて特にしてない…….)


デート当日

待ち合わせ場所を決めたのにも関わらずお互いなかなか巡り会えなかった
気温はマイナス、雪も道に残っているような寒さで私のイライラが止まらず
会えた時はなんだか想像していたジェイコブと少し違く、興味ゼロにどんどん近づいていく一方
背は高い、けど着ている服がなんだかお母さんが買って着てくれたような服ww
喋り方もなんか不思議な感じで、鼻で笑う回数の多さに終始びっくりが止らなかった

まあハグをして、その後私が行きたいと言っていたワッフル専門のカフェに歩いて行くことになった
私はどちらかと言うと会話を作るのが上手い方で、相手が私の質問に答えて少し話を盛り上げて、また質問する、というようにどんどん掘っていく
しかし風が強く、狭いトンネルを通ったりしたのでなかなかジェイコブの言ってることが聞こえず気まずい空気に

20分歩いて(ジェイコブの車は交通事故でチーン、Uber使っても良かったけど)ようやく目的のカフェに到着!


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話してるうちにジェイコブがファーストフードが大好きで〜(私は健康志向なのでファーストフードなんてたまにしか食べれない)など小さいことが積み重なり完全に興味を失って早く帰りたいなぁなんて、この美味しいチキン&ワッフルを食べながら思っていた

ちなみに隣の席で食べていた男子学生4人組のひとりが私のことを終始チラチラ見ていて少しかっこよかったので軽めに視線を送った(笑) ジェイコブといなかったら絶対電話番号かSnapchat聞かれてたのになぁ、残念!

お店を出てから私はひたすら歩きながら止まって歩いてを繰り返しながら写真撮っていった

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とりあえずジェイコブの寮で少しチルすることになり、”The Office” をテレビで見ながらくつろいだ


.
.
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15秒、フィニッシュ、

想定外(らしい)


もう一回チャンスをくれるか聞かれて私は Sure と言った(嘘つきすぎ)
夕方4時頃には私が帰らなくてはいけなかったので外まで送ってもらい、あとで連絡する〜と言ってキスをしてお別れ

2時間のドライブ後、私が学校の寮に着いて少し落ち着いた頃に連絡をいれた、と思う(笑)
一日歩き回って疲れていたのでその日はすぐに寝た


その後

やはりもう完全にジェイコブに対して好意をなくした私は数時間空けて返信したり、2, 3日後には丸一日返信しないようになっていった

約1週間後にジェイコブから長文が送られてきたが内容はこんな感じ
「分かってるよ、俺のことなんてどうでもいいって思ってるって、でもお願いだからどこにも行かないで…」
確かに無視し続けてる私も悪いが、これは流石にゾッとしたぞ…

流石にもう面倒臭かったので電話番号、InstagramやSnapchatなど全てブロックした

私のパソコンは携帯と連携していて、携帯で電話番号をブロックしてもパソコンでブロック後でも相手が何を送ってきたか見れるようになっている(パソコンからもブロックしなければいけない)

で、恐る恐るメッセージを開けたら

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「自殺したいわ」
「君が気にしないからじゃなくて、もう何していいか分からない」
「ごめん」
「ただ何していいか分からない俺の中身は死んでる」
「こんな風な態度とってごめん」
「本心を失ってきてる」
「自分のこと馬鹿にしてるわまあ人生なんてどうでもいいんだけどね」

キャーーーーーーーー!
私が人を殺しているように感じて怖くて仕方なかった
もちろん返信はしてない

まだ何も起きてない(といいが)...


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