多拠点生活: お試しはお金が掛かる!
西の大遠征から帰ってきて、拠点レビューもだいぶ溜めてしまってる状態なんですが、時間が経つと忘れてしまいそうなので、ギリギリ年内ってことで総評みたいなもので締めたいと思います。
今回の一番のキーワードは「寒い!」
も~~~!寒い寒い!古民家寒いよー!古民家じゃなくても寒いし…
心折れそうになりました、が、これについては今後の拠点レビューで触れていきます。
今回の結論を先に言うと:「安らぎ vs お金」の抗争。
その狭間で揺れ動いているのが現状です。
やっぱり我が家が一番?
今回ADDress拠点に泊まったのは2週間。前後に数日ずつ実家に寄ったのでトータルで3週間家を空けていました。
結局ね、家に帰ってくると「キャー!私の枕!」「キャー!私のシャンプー!」「キャー!服が選べる!調味料がいっぱいある!」「キャー!…(以下略)」延々と出てきます。築40年以上の古くて広くもないマンションの1室だけどやっぱり自分の家なんだもん。
女性は巣を作り守るのが本能だと言うけどそんな生物学的なことに縛られてるとしたら遺伝子の力はすごいな。でもやっぱり定住しないで動き回るのは疲れるのだよ。
まずおろそかになるのは健康や美容。外食は増えて運動量は減る。ゆるゆるとたまに通ってたヨガにも行けない(かと言って拠点で自らやるわけないし~)。荷物をなるべく減らすためにスキンケアはオールインワンだし。
ちなみに今回「洗顔料いらない!顔もボディソープで洗っちゃえ!」と謎にミニマリスト気取ってたら、普段まったく乾燥しない私の顔、見事に粉吹きました(泣)若いお金がない頃はボディソープ洗顔って当たり前だったんだけどね~水分量の違いを思い知るアラフィフの冬(ぴゅ~)。
そして結局私にはアドレスホッパー向かないのかな?という思いが頭をもたげるのです…
お金の事
今回一番想定外だったのは思ってる以上にお金が掛かる!という点でした。
①固定費
家を残したままの多拠点生活なので、単純に毎月の家賃とADDressの月額料金を両方支払ってる。それと月極の駐車場代も。一見安いと思えるADDressの月44,000円が単純に固定費として上乗せされるとなると私たちにはけっこうな負担。
②食費
行った先々での食費もかさみます。どうしても外食が多くなってしまうのは「土地の美味しいものが食べた~い♪」の場合もあるけど、ホテル拠点だから料理できないとか、自炊するのにキッチンがちょっと…とか。
ホテル拠点には当然キッチンはない。ゲストハウス拠点は本当にマチマチで、あったりなかったり、あってもIH1口とか変則的。実は旅程を組んだ時にそこまで考えてなかったのが悪いんですが、今回は見事にキッチンの有り無しが交互だった…(涙)食材を買っても使えずに腐らせたりすることになるのでほとんど自炊できませんでした。
キッチンに限らずゲストハウス拠点は言っちゃ悪いですけど当たり外れがありすぎます。着いてみるまで分からないのでドキドキ、ロシアンルーレット状態なんですよね。
③交通費
主にガソリン代、道路代、行った先々での駐車料金です。
ガソリンと道路はちょこちょこ動き回らず1拠点に長くステイする(食費浮かせるのも結局コレ)、そして拠点間の遠い移動を避けて下道を使うなどする事である程度セーブできるので改善の余地あり。
駐車場代は意外にやっかい。と言うのもこれも拠点によってマチマチだから。ホテルとゲストハウスでは大体1泊500円~1000円取られる。直営の家拠点は着いてれば無料だけど着いてない場合もあるのでそんなときは近所のコインパーキング等に停める必要があって意外に高いこともある。仮に毎日の駐車料金が1000円だとすると1ヵ月3万にもなってしまう…
ジレンマなんです
とまぁ、なんだかお金についての事が多かったですが…
本当にね、想像してたより出費がスゴかったんだよ~
家を出てフルタイムのアドレスホッパーになれば固定費はほとんどなくなる、と言うか月44000円のみになるので金銭的な問題はなくなる。でも片や帰ってきてホッとする場所を失うというジレンマ。究極の選択ですよね…
とは言えまだまだ諦める気はありませんよ!
来年ちゃんと丸々1ヵ月間やってみたいと思います。きちんとセーブして計算して、それで使ったお金をここで公開、みたいにできるといいなと思ってます。
それでは皆さん良いお年をお迎えください。