【映画】スタンド・バイ・ミー
この映画を最初にみたのは、たしか小学生の時でした。
小さい頃から我が家では、
週末にみんなでTSUTAYAにビデオを借りに行って
土曜日と日曜日の夜に家族そろってみんなで観る、というのが恒例でした。
VHSのビデオ、懐かしいなぁ…(笑)
幼かったわたしは映画の途中で寝てしまうことが多かったのですが、
この映画は最後まで釘づけになってみていました。
4人の少年たちのひと夏の冒険の旅。
非日常を共有した仲間との絆や、挑戦。
幼心にも、その主人公たちの経験を
「うらやましいなぁ」と思ってみていたような記憶があります。
何かすごいことをやってのけたい!
家族やみんなにすごいと言われたい!
やったことないことをやってみたい!
大発見したい!
こんな単純な、素直な、純粋な気持ちのままに、
後先すら考えずに挑戦できたら、きっと楽しいだろうな…と
少年たちの姿が、ただただうらやましかったんだと思います。
すごいことしてみたい!って誰もが一度はきっと思うことだけれど、
大人になったら(わたしの場合は子供のころから)
実際の日常では、
なかなか素直になれなかったり、物事を複雑に考えたり、
後先考えすぎて慎重になって、大きな挑戦って足がすくんでしまいますよね。
そんな自分と、
天真爛漫にひと夏を謳歌する少年たちを比べてしまい、
社会人になって実家を出たあと、
一人暮らしの家で、たったひとりで見返した際にも、
なぜだかえらく感動してヒーヒー泣いたことも覚えてます。
ただ、映画の結末は、、
かけがえのない思い出を共有した4人の仲間は、
そのひと夏を境に疎遠に。。。
その切なさが、とてもいいんです!(笑)
たぶんこの少年たちがそのままずーっと大人まで仲良しだったら、
この映画はここまでヒットしなかったかも…?
あと、個人的には、
若き日のリバー・フェニックスの美しいことよ。。。
その姿をみるだけでもこの映画をみる価値があります。
リバー・フェニックス、大好きなのですが、
この映画の7年後に亡くなってしまいました…
一瞬の星のきらめきのような映画スターでしたよね。
その切なさも相まって、
ホロリとしたいときにおすすめな映画です。
ではまた!
Sarah