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居心地の良さ優先の「育てるオフィス」とは

皆さん、こんにちは。SARAH編集部の山中です。最近、東大門タッカンマリがマイブームです。韓国料理は辛いものから甘いものであり、様々な美味しさを提供してくれます。寒くなってきましたので、皆さまも是非!

今回はオフィス移転にかけるCEO高橋の想いをお届けします。カオスな街、神保町へ引っ越し、何を目指すのか。後半はオフィスのあり方にも迫ります。

――今回のオフィスはコンセプトを持って作られていると伺っています。是非教えてください

高橋:「育てるオフィス」をキーワードにしています。今後もメンバーが快適に過ごせるように、工夫していきます。オフィスでの勤務で大切にしたいことは、コミュニケーションの質と量をどれだけ高められるかです。そこで、「義務的に出社するのではなく出社したくなる」オフィスにする為の工夫をしてみました。

 1つ目はオンラインミーティングがしやすいように個室ブースを充実させました。以前の浅草橋のオフィスではオープンスペースを基本とした、フリーアドレススタイルでした。しかし、オンラインミーティングには不向きで、大切なお客様とのミーティングを玄関近くや給湯室でやっていたり、エンジニアやデザイナーが集中しづらかったりするなど弊害がありました。このような問題に対応する為にも個室ブースは必須でした。

 2つ目はさりげない会話を生み出す工夫です。せっかくオフィスに来るのですから、たくさんの人と話してもらいたい。特に部門が違う人と話してもらいたくて工夫しました。

 まず4人掛けの正方形の机を置きました。座るときに「お疲れさまです」といったちょっとしたコミュニケーションをしますよね。正方形にすることで横にいる人との会話のしやすさを意識し、デスクをオーダーしました。さらに駄菓子バーも作りました。「うまい棒」や「ベビースターラーメン」といった懐かしのお菓子を頬張りながら、仕事のことだけでなく最近美味しかったお店など何気ない会話を増やしたいと思っています。ちなみにドリンクも無料です。

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――せっかく会社に来るのですから話す機会はとても大事ですね

高橋:そのほかには、スタッフのみんなに1日快適に過ごしてもらうために、みんなの趣味の展示があるコミュニケーションスペースや展示スペースも作りました。お気に入りのフィギュアなども並べられたら素敵だなと思います。映画が好きな人であれば、映画のポスターでも良い。僕もポスターを貼ろうと思っています。額縁だけ買ってあるので、自分が好きなものを持ってきてもらいたいですね。あと映像も流せちゃいます。けれども決して間違えて欲しくないのは「カッコよく」とか「センス良い」とかを求めているわけではないということです。あくまでもみんなが居心地良く働ける環境づくりの為にやっています。アニメや漫画も大歓迎です。

一般的には会社員の皆さんの多くは会社へ行くことにネガティブですよね。日曜の夕方になるとサザエさん症候群に陥ると言ったように、会社へ行くことが憂鬱な行為ととらえていることが多いと思います。それは働く場所が楽しくないからだと思うので、なるべく楽しく過ごしてもらえるように工夫するには、整然としたオフィスよりも雑然とした雰囲気が大事だと私は考えています。

自分たちで居心地が良くなるように、床も私も含めたスタッフのみんなで塗りました。休日に「有志でやりましょう」と呼びかけたのですが、ほとんどの社員やインターンが集まってくれました。ベンチャー企業にとってオフィス移転は成長している証ともいえます。そのため、「オフィスを作ること」をみんなで楽しめたら良いなと思ったし、自分でオフィスの床を塗ると愛着が湧きやすいですよね。そんな想いを込めました。「育てるオフィス」ですので、壁は真っ白にしました。これからみんなでSARAHの色に染めていきたいと思います。

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――居心地の良さの先にSARAHが目指すことを教えて下さい

高橋:​​最近だと、ポストラグジュアリーの考え方がありますね。ラグジュアリーな商品は売れなくなりましたね。ラグジュアリーの世界観は、高級=贅沢で成り立っていましたよね。消費者の趣味や嗜好が変わり、贅沢なものが高級じゃなくて、自分の価値観での満足感に変わってきたと思うのです。

食べ物に関しても、ただ高級なものを食べるということだけが満足度の高い食事であるという方向から変わっていくのではないかとみています。音楽などの他の業界を参考にしながらアイデアを置換することで、生まれることもあると思っています。神保町の街を歩きながらヒントを得て、オフィスはアイデアをしっかりと発散できる場にしたい。SARAHの仕事のやり方として、待ちの姿勢はありません。本気で遊ぶように「さぁ楽しくオフィスへ行きますか」という風にオフィスに集まる環境で在りたいですね。

――最後にSARAHの代表らしい質問で締めさせてください。神保町のランチで見つけた美味しいお店を教えて下さい

高橋:路地裏にある渋い寿司店を見つけました。「六法すし」です。ぜひカジュアル面談でご一緒しましょう。


最後に

今回はいかがでしたでしょうか? 次回の投稿も楽しみにして頂けたら嬉しいです! よろしければ「いいね!」を押して頂けると励みになります!

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SARAH(サラ)
おいしい一皿が集まるグルメコミュニティアプリ「SARAH」 企業向け外食ビッグデータ分析サービス「Food Data Bank」 運営 株式会社SARAH