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Design Voyage#01|13人のクリエイターさん達と韓国を旅した話。

もともと私の趣味は一人旅でした。
どこへでも一人で行きましたね(地球上だけね)。大きなバックパックを背負って行ったタンザニアでは本物のライオンキングの世界を見たし、
ブラジルではバスを乗り過ごしちゃって何もないところで降ろされたりさ、
ボリビアでは謎に3日間病にうなされたり、
それもこれも今の私を形成してくれている大きな出来事の一つです!(何事も経験!)

いい感じに歳を重ねるにつれ、バックパックからスーツケースの旅になっていきました。もちろん生きている環境も変わって趣味嗜好も程よく変化し、ここ数年はヨーロッパにどハマりしましたね。

そこで見たものからヒントを得たり、センスを磨くために街中歩きまわったり五感が痺れるくらいの刺激を得たり、それはそれは一旅ひとたびとても学びの多いものでした。地球ありがとう

前置きはここまでにして、ここからは韓国旅のお話を。


事の発端。

2023年のいつか。パリのポンピドゥーをうろうろしている時にふと思ったんです。
みんなで旅したら、×人数分の違う視点から見た意見がシェアできるし、ディスカッションもできて夜はきっと楽しい宴になるのでは、と。
それから数ヶ月経って、私はフランス在住のデザイナーさんとベルギーのGhentにいました。
各々の考えを話しては笑い、共感し、時に意見を言ったり、この方との会話がとっても楽しかったんですよねー。(今では尊敬できる友人として深く深く話し合える仲になりました。ありがとう)
そんなこんなが積み重なって、次の旅の目的として、誰かと"美しい"、"すごい"、"こんなこと感じたよ"を共有したくなったんですね!

こんなことやりたいなーって漠然とした思いを友人に話しました。
そこからあっという間に今回の旅が具体化していきましてね、(これまた人様に助けてもらっている。ありがとう)この旅が形となったわけです。
(でも本当は、夜に美味しい食事とお酒を飲みながらワイワイしたかったのも理由のひとつ!)

なぜ韓国なのか。

デザインレベルの高さ。

一番にこれです。
韓国のクリエイターさんの作るデザインってレベルが高いものばかり。
個人的な見解ですが、韓国のデザインって"色使い"がとても勉強になると思っていて、たとえば、1,2色のデザインでも、色を何十色使ったデザインでも最後にはサラッと統一感を持ってまとめられているものばかりで街中にそんなデザインが転がっているのが韓国なのです。
パッケージデザインも同様。

近い

今回は2泊3日でスケジュールを組んだのですが、とりあえず近い。
福岡、セントレア、東京、まあどこから来ても近いんですよね。
ちなみに今回私は福岡からの発着便を使用して韓国in

https://www.jejuair.net/ja/main/base/index.do

https://www.twayair.com/app/main

チェジュエアとTwayを使ってひとっ飛び(福岡空港から仁川まで約1時間20分で行けちゃいます。)参考までに

美術館/アートギャラリー

世界的なギャラリーがあったり美術館が点在していたり、もう2泊じゃ全く足りないじゃない!って思うほど行きたい場所がたくさんでした!

旅程

今回のスケジュール

13人のクリエイターさん、日本各地から現地集合、現地解散。
もちろん着く時間もみなさんバラバラ。なんと面白い旅なんだろうと思いながらホテルを予約(2人部屋×7部屋ですので4ヶ月くらい前に予約しました!)

航空券は各々で手配していただき、旅の心得、下準備、知っておくと便利な情報をDiscordで共有しながらあれよあれよと出発の日に。

今回の宿泊先はこちら

立地◯、部屋の広さも◯、だいぶ早めに7部屋13人分まとめて取ったのでお値段もお優しい。三拍子揃ったホテルでした!
ちなみに今回の旅は2泊3日ですが、1日目と3日目は自由時間で2日目のみツアーを組んでみんなでアートを堪能し夜はサムギョプサルで乾杯!でした。
裏テーマは【大人の修学旅行】

1日目

仁川空港からは電車で1時間程。福岡発の朝便(朝ビール)組は早めに到着しチェックインを済ませ街中の散策へ。お散歩と買い物(主に化粧品)を済ませ韓国居酒屋で前夜祭。

2日目

いよいよみんなで顔合わせ!はじめましてーも、久しぶりーも会ってなんだか不思議な空間でしたがすぐに打ち解け(友達の友達は友達)順調に美術館とアートギャラリーをめぐることができました!

夜はみんなでサムギョプサル!
それだけでは終わらない、クラフトビールバー!
そこから部屋飲みtill4:00am!

訪れた美術館/アートギャラリー

①国立現代美術館 ソウル館 

事前チケット購入不要
催し物にもよりますが1時間ほどあれば館内回ることができます!
入口両隣の雑貨/本屋さんが面白いもの多かったですのでチェックしてみてね。

②onion(cafe) 

続いて、韓国スタイルのカフェで軽食!

③サムスン美術館(leeum)

それか移動してleeum美術館へ
こちらも事前チケット購入不要
こちらも1時間から1時間半あればぐるっと回れます。

④Pace Gallery Seoul

そしてそしてPace Gallery
2024年、麻布台ヒルズにPace Tokyoができましたねっ!
入場無料の小さなギャラリー
leeumのすぐ近くにあります!

Thaddaeus Ropac Seoul

そして今回時間の都合で行けなかったんですが、こちらのギャラリーも候補に入れておりました!

3日目

3日目はまたまたみなさん飛行機の時間がバラバラなので、朝カフェするひともいれば、オリジナルナイキを作る人もいて、各々を楽しんで帰路の着いたのでした〜

今回の旅での気付き

みんな違ってみんないい。

13人。13人ってなかなかな人数だと思うんですが、捉え方の違いはもちろんのこと着眼点から違っててとってもおもしろかったです。
ある人は、ずっとトイレの標識集めてたり(おしゃれでかわいいの。)ある人は音と人間の動きをずっと観察していたり、ある人はハングルのカーニングについて検証していたり、ある人は色使いの違いを重点的に見ていたり。

美術館巡りしてみんなでサムギョプサルからクラフトビール飲んで部屋で熱く語り合った夜はきっとこれからのデザイン人生の中で記憶に残る日となりました。
参加くださいました皆様ありがとう!

さて次は、霧島アートの森へ行きますよーっと。
来年あたりはヨーロッパの美術館めぐりを企んでますのでみなさん予定空けといてくださいねっ。

gallery📷

光が差し込む設計の空間
手で会話。


スタートはここから。
"Tickets for thirteen adults please."なんて初めて言うた。
バスキアかとおもったらバスキアではなかったよ
りうむ


さっそくここでひとつアイデアが。
りうむ2
またね!


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