インドネシア政府、日本など4ヶ国と旅行制限緩和へ
インドネシアのオド・マヌフトゥ観光担当副大臣は「インドネシア外務省は、現在日本や中国、韓国、オーストラリアとトラベルバブルを組むための実施基準を検討中だ」と述べています。バンコクポストなどが伝えています。
同氏は、インドネシアと各国の間において、二国間の入国制限の緩和基準を調整中であるとし、その後実務協議に2~4週間かかるだろうということです。
さらに、新型コロナ感染防止のために、旅行者は乗継便を避けるようになると見解を述べ、ソウル⇔ジャカルタや関空⇔バリなどの直行便を推奨すべく働きかけるとしています。
アジア圏での報道で、直行便需要が増加するだろうというのははじめて見ましたが、政府高官の発言だけに重みがあります。たとえば、日本からカンボジアに旅行しようとしたら、これまで以上にANAの成田⇔プノンペンの需要が増えるでしょうし、バンコク路線にしても、日本のエアラインのフライトに乗る方が搭乗客の心理的な安心感が増すことは想像できます。
ところで、ミャンマー国内線というのは少し特殊でして、ヤンゴン→バガン→ヘーホー→ガパリ→ヤンゴンなどと、市バスのように巡回する経由便が主流です。このフライトでいうと、ヘーホーで降りる人はバガンでは降機するわけではなく、機内待機となります。もし国際線でこれができれば(バンコクエアでこういうの見たことがありますが)、わざわざ一旦降りて乗継ぎするよりも搭乗客としては安心かもしれませんが、手続きが煩雑そうなので現実的には無理なんでしょうね。
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