北極圏の旅と雪のジュエリー
だいぶ以前、この本を見た時
雪の結晶はなんとも美しく沢山のバリエーションがあって
そのひとつ一つが降ってくる時を物語る
象形文字になっていると知りました。
ダイアモンドをメインにしたジュエリーを作りたいと思っていたので
雪景色や結晶の世界を題材にデザインする事にしました。
その為に、この美しいものを実際にこの目で見てみたいと
北極圏に行く事にしました。
行き先は、シンプルなデザインが世界的に評価されている北欧に決めて
真冬の日本から極寒のフィンランド、キッテラに向かいました。
そこは雪と氷の世界でした。
その時デザインしたのが
結晶が夜の闇に浮かび上がるそんなイメージの指輪です。
これは、いろいろな結晶を贅沢に
パライバとダイアモンドで作ったブレスレットです。
「カモメ食堂」で有名になったヘルシンキから
サンタクロースのいるロバニエミを通って
凍ったハイウェイをバスで北極圏へ向かいました。
オパールはまるでオーロラの様です。
降ってくる雪が舞っているペンダントです。
サンタクロースみたいにトナカイのソリに乗って
凍った湖や森をかけて行きました。
マイナス30度の街はとても静かで
手袋の上に降った雪の結晶はみごとでした。
こちらは金のネックレスです。
イエローダイアモンドを間に入れて連なった結晶です。
氷の様なピンクの宝石はバイカラーのクンツァイトです。
小さな結晶を左右変えたピアスです。
暖かなホテルの外は凍てついて
凍りついた雪が不思議な世界を見せてくれます。
窓の凍った雪から、こんなジュエリーをデザインしました。
ダイアモンドの雪の結晶が舞い、水晶のラフカットで氷を表現しました。
こちらはシンプルにペンダントにしました。
イエローダイアモンドと雪の結晶の指輪です。
リング部分は黒くして夜の闇です。
全てがフラワーオブライフ、見事な結晶だらけです。
多様な結晶は、集まると不思議と綺麗にまとまります。