薔薇になった宝石達
薔薇の花に研磨された宝石達をご紹介します。
多面に研磨された宝石と違って
こちらはカービングと言われる研磨法です。
いろいろな形にできる宝石の彫刻みたいな感じです。
赤瑪瑙を彫った薔薇
華やかさの中でもちょっと大人の感じです。
白薔薇 赤薔薇は珊瑚を彫りました。
黒薔薇はオニキスです。
艶ありタイプと、細かな傷をつけて艶消しにしたものです。
艶消しの方はビロードの様な不思議な質感です。
この艶消しは白オニキス。
陶器の様な質感です。
左上はアメジスト、黄色はシトリン
左下はローズクォーツ、右下は水晶の艶消しです。
こちらのツヤツヤ薔薇は琥珀です。お菓子みたいです。
こらはターコイズ、碧い薔薇です。
そして、これはコンクシェルです。最近、この薔薇を仕入れました。
コンクシェルはコンクパールという、ピンク色の真珠の母貝です。
コンクパールを実際に目にする事は少ないと思いますが
小粒で、すごーく値がはります。
その理由ははとても希少だという事。
あこや真珠と違って養殖できないからなんです。
コンク貝は二枚貝でなく巻貝なので
コンクシェルの貝本体は収穫後
長く雨風にさらしてから彫刻するので、意外と丈夫です。
その天然の上品なピンクの濃淡を意識して、ネックレスを作りました。
上品なピンク色の薔薇に
ピンクサファイア、ベビーのあこや真珠を配したネックレスです。
裏は、こんな風に出来るだけ地金をシンプルにして
スッキリと作りました。