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いろいろいろんなかぞくのえほんレビュー
本屋さんへ行けば、ずらりと並ぶ絵本。
子育て中は「我が子に合った絵本」を吟味する時間がなかなかとれず、絵本選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか?
現在、幼稚園に通う子どもを育てている私も同じ悩みを抱えていました。
息子は1日に10冊読むほど、本当に絵本が大好き!
おかげでたくさんの絵本に触れられたので、noteを通して「これはよかったな」と感じたものを、紹介していけたらと思います。
どなたかの、絵本選びのヒントになれたら嬉しいです。
わたしの絵本の選び方
いつも絵本を買うとき、私なりに選ぶ基準があります。
ひとつめは、我が子が好きそうなものであること。
大前提として、絵本を楽しんでもらいたいからです。
ふたつめは、絵本を通して伝えたいものがあること。
伝えたいものと言うのは、マナーやしつけに関する事ではありません。
どちらかというと「思考」でしょうか。
・つらいことや悲しいことがあっても、こんな風にすると少し楽になるよ
・こう考えれば、楽しくなるかも!
・世界にはいろいろな人がいて、みんなそれぞれ素敵なんだよ
言葉で説明するだけでは、まだ上手く理解できないようなことを絵本を通して伝えていっています。
「いろいろ いろんな かぞくのほん」を読んでみた
今回、世界には色々な人がいて、色々な家族のあり方があることを5歳の息子に伝えてみたいなと思いました。
子どもに限らず、大人でもいえる事なのですが「自分がよく知らないもの」って怖かったり、不安に感じてしまったりしますよね。
「自分が知らないもの=変、おかしい」という答えには至ってほしくなくて、「いろいろ いろんな かぞくのほん」を手に取りました。
どんな本?
まず最初に、これまでたくさんの物語で「お父さん・お母さん・男の子・女の子」そしてペットには「犬・猫」がいる。
そんな家族が一般的な家族として描かれていることが多かったことが伝えられました。
たしかに。
有名なアニメを思い浮かべても、ほとんどこのような家族構成ですよね。
でも実際はそうじゃない。
お父さんだけの家族もある。
お母さんだけの家族もある。
おじいちゃん、おばあちゃんが育ててくれていたり、
お父さんが2人、お母さんが2人いたりもする。
「パパとママと自分」の3人で暮らしてきた息子にとっては驚きの連続です。
絵本の中では家族のあり方だけでなく、日々の過ごし方やお祝いの仕方など暮らし方も家族の分だけあることを教えてくれていました。
本の感想
口で伝えるだけでは説明になってしまうことも楽しみながら、より理解できるのが絵本の良いところ。
読み進めながら私も「なるほど、こういう形の家族もあるよなぁ」と気づいたり、息子も「いろいろなひとがいるんだね!」と絵本を読んで初めて知ることが多かったようでした。
息子にとっては、今見えているものが全てであり基準。
「普通」なんてものはないし、「自分と違う=変・おかしい」ではないことを、この絵本を通して伝えられていたらいいなと思いました。
最後に
小さい頃は力加減が調整できず、誤って絵本を破いてしまったりすることもあり、基本的には購入して読んでいました。
最近では大きくなり、大切に扱えるようになったので図書館を利用しながら多くの絵本に触れ、気に入ったものや、繰り返し読んで理解してほしいものを購入するようにしています。
どうしても1度読んだだけでは記憶に残りづらいですよね。
家族の多様性に関してここまで詳しく描かれている絵本は探していてもなかなか見つからなかったので、我が家では購入し繰り返し読みたい1冊となりました!
著者のメアリ ホフマンさんが描いた、からだに関する本もあるそうです。
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本当におすすめしたいなと思ったものだけをご紹介したいので、頻度は多くないかもしれませんが、また機会があれば、絵本に関する記事を書きたいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
※あくまで個人の発信の場としてnoteを使用しています。ご依頼があり、お仕事として記事を執筆する際は~思います等の表現は使っていません。