合わせ鏡
「好きな人に雑に扱われてしまう」
「彼、最初は優しかったのに、今は連絡もなかなかくれない」
こんな風な相談を受けることがあります。
Twitterのタイムラインにも、しばしば流れてきますね。
多くの女性達の困りごとなんでしょう。
私も昔、同じように悩んでいた時期がありました。
この状況に陥ってしまうと寂しくて寂しくて、自分は女性として駄目なのではないかと、どんどん自信が失われていってしまうんですよね。
ただ結局、私自身もそうだったのですが、
「本当の意味で彼を大切に出来ていないから生じている」
原因は往々にしてこれなんだなぁと、ある瞬間にふっと腑に落ちたのでした。
人は合わせ鏡です。
彼に合わせてばかりで自分はいつも蔑ろにされてしまう
というのは、一見彼に愛情を注いでいるようで見返りを求めてしまっているから起こるのでしょう。
無償の愛で接していたら、大きなぬくもりが返ってくるものです。
無償の愛というのは、
「自分がしてあげたいこと」を与えるのとは違います。
彼の求めることを正しく理解し、自分の出来る範囲で提供すること。
常に相手の気持ちを汲み、本当に欲しいものを欲しいタイミングでそっと差し出してあげることです。
但し、無理をするのは絶対に駄目。
無償の愛は、彼も自分も両方大事にしてこそ成り立つのだと思っています。
いつも我儘を聞いてもらえているように見えるあの子は、
実は彼に沢山の無償の愛を注いでいるgiverだったりするんですよ。