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恋をすることで磨かれていく
かつて、好きで好きで堪らない男性がいました。
紳士的で仕事が出来て、人望も厚い。
弾けるような笑顔が印象的な人。
当然ながらモテる彼の周囲には、姿は見えずとも女性達の気配が常にありました。
魅力的な彼は、仕事でもプライベートでも人気者。
綺麗な女性達の気配を纏う彼の空いた時間に、真っ先に滑り込むにはどうしたら良いのか。
当時そればかりを考えていたように思います。
恋愛力は人間力だという気付き
人気者な彼が一番大切にしていたものは、仕事。
その次に男友達。
余程時間が空いたときに、ようやく恋愛でした。
彼に最優先にしてもらうには、単に女性的な部分を伸ばすだけでは不十分。
総合した人間力を持っていないと、まるで相手にして貰えない。
「恋愛」の枠内に収まっている女性では、結局選んで貰えないんだ。
そんなことを当時痛感したのでした。
それからというもの、“恋愛テクニック”“モテる秘訣”のようなものは脇に置き、
“人として厚みがある”とはどんな事かと、真剣に考えるようになりました。
仕事が一番な彼の気持ちを体感する為に、自分もそれまで以上に無我夢中で仕事に取り組みました。
仕事だけにとどまらず、社会的な営みを経験できるありとあらゆる場に身を置くようにしました。
沢山努力しようと思えたのは、彼のおかげ。
感謝しています。
社会的な存在として生きる
努力が努力では無くなった頃、気付けば私に興味を抱いてくれる男性達の雰囲気が変化していました。
言葉を選ばず言うと、以前は斜め上に見上げていた人達が今は下から支えてくれているような、そんな感じでした。
恋愛を頑張らずに、社会の中で生きることに真剣になれば憧れの彼に近づける。
これが、当時学んだことです。
ハイレベル・ハイスペックと呼ばれる男性に出会い恋をすることで、後々の人生を豊かにするための下地を作れるのではないでしょうか。
勿論、恋をしなくとも素敵な方は沢山います。
ですが、恋愛体質であったり、
恋してる時が一番活き活きするよ、っていうような女性は、
ぜひ手が届かないような人に恋してみることをお勧めしたいです。
彼を取り巻く人や環境に近づきたいと思うようになるので、自ずと努力が出来ます。
気付けば、人間的な厚みが増しているではないでしょうか。
かくいう私も、まだまだ頑張り続ける道の途中。
恋をしながら、益々磨いていけたらなと思っています。