「月」にまつわる2冊の本をおすすめしてくれた場所、BOOK HOTEL 神保町。
先日、「BOOK HOTEL 神保町」というホテルに宿泊しました。
BOOK HOTEL 神保町には「ブックマッチングサービス」という選書サービスがあり、私は「月」にまつわる2冊の本をおすすめしてもらいました。どちらも好みの小説で嬉しかったので、その感動を書き残しておきたいと思います。
本が好きな方や、ブックホテルが気になっている方のお役に立てれば幸いです。
「BOOK HOTEL 神保町」とは
BOOK HOTEL 神保町は、東京都の神保町駅から徒歩30秒のところにあるブックホテルです。ブックホテルという名前の通り、ドアを開けてホテルに足を踏み入れた瞬間から、たくさんの本たちが出迎えてくれました。
フロントでチェックインを済ませたら、部屋に向かう前にホテルの入り口近くの本棚を一周。並んでいる本の表紙を眺めたり、本に添えられているポップを読んだりしながらホテルの雰囲気を楽しみました。
ちなみに、気に入った本は3冊まで部屋に持ち込めるそうですよ。
「ブックマッチングサービス」とは
BOOK HOTEL 神保町には、宿泊前にアンケートに回答しておくとホテルのスタッフさんがあなたにぴったりの本を選んでくれるというサービスがあります。
※マッチングした本はチェックイン時に貸し出してくれました。
また、マッチングした本にはおすすめしたい理由の書かれたメッセージカードが添えられていました。手書きの文字からは、本を選んでくれたホテルのスタッフさんの温かさが伝わってきて心が和みました。
いったいどんな本が選ばれるのか、宿泊当日まで期待が膨らみますね。
私が出会ったのは、「月」にまつわる2冊の本
前述のブックマッチングサービスで私が出会ったのは、「月」にまつわる2冊の本でした。
「月の立つ林で」/青山美智子
「月とコーヒー」/吉田篤弘
本を受け取った際、2冊のタイトルに「月」が入っているのを見て私は舞い上がりました。なぜなら、私は星がモチーフの小説が好きだからです。
さらに付け加えると、私は青山美智子さんの小説が好きなのですが、「月の立つ林で」はまだ読んだことのない作品でした。ですので、マッチングという形で私の手元に来てくれたときは本当に嬉しかったです。
本の表紙だけでこんなにも宿泊者の心を掴んでくるなんて、BOOK HOTEL 神保町のスタッフさんは何者なのでしょうか…。
本の中身も、言うまでもなく最高でした。
部屋から外に出て夜空に月を探すのも素敵ですが、ホテルに滞在しながら本を通して月を見るのもひとつの天体観測と言えそうですね。
BOOK HOTEL 神保町さん、素敵な時間をありがとうございました。
おまけ
BOOK HOTEL 神保町では、フロントで家庭用プラネタリウムの貸し出しを行っているそうです。今回は読書に夢中でプラネタリウムを借りる余裕がなかったのですが、本を読むのに疲れたらプラネタリウムに癒やされるのもいいかもしれません。
さいごに
最後まで読んでくださりありがとうございました。
拙い文章ではありますが、本記事が誰かのお役に立てたら嬉しいです。