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アップルパイとホットカフェラテ(読み切り短編恋愛小説)
雨降る寒い夜、私は一人車中にてホットカフェラテを飲んでいた。
あの時の、あなたの温もりを思い出しながら、一人寂しく飲むカフェラテ。
二年前に、あなたとよく飲んだファミマのカフェラテを飲みながら思い出すのは、あなたの笑顔。
あなたの笑顔は、いつも私の心を癒してくれていた。
まるで、晴れた日のキラキラ輝く海のように眩しくて、あの頃のことを今でも時々思い出してしまう。
あの砂浜の流木の上に座り二人で、大好きなスイーツの話を沢山したよね。
『今度は何処のお店のスイーツを食べに行こうか?』
な~んてね。
私はスイーツが大好きだが、特にアップルパイが好き!
大好きだ!
アップルパイと言えば、マックのアップルパイもよく食べたな。
私にとってアップルパイは、あなたとの思い出の味。
そしてあなたの美味しそうに食べる笑顔を同時に思い出す。
もう、その笑顔を見ることは二度とない!
だって……
遠い天国に行ってしまったから。
今日、2月2日は彼の命日。
ランチであなたのことを思いながら食べたよ。
二度と見ることのないあなたの笑顔だけど、私の心の中には永遠にずっとずっとあの海の輝きと一緒に残っているから。
きっと来年の命日にも食べるだろうな。
アップルパイを……
急に思いついて書いたお話です。
自分が撮った写真を載せて書いてみましたヽ(^o^)丿
よかったら”スキ”やコメントなどもしてもらえると嬉しいです(≧▽≦)