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音楽がやりたい #5 〜きっかけは蕁麻疹〜
2020年2月にコロナが流行して、その直後にテリーさんが来日。以来、日本での弟子生活が始まった。
アメリカでレッスンを受けていた日々とは違い、日本に居ると自分の日常、生活の為のあらゆる現実的なことが降り掛かってくる。「お客さん」でアメリカに居た、開放的な時間とは全く環境が変わった状態での弟子生活。
それに加え、テリーさんのコロナ対策、住環境、役所関係の手続き、体調管理、日本でのプロジェクトのサポ
音楽がやりたい #4 〜練習ができない〜
今回は、ラーガの練習によって自分の人格の形が見えてきた、と言う話。
ラーガはまず音程を聴き分ける力を身につける練習から始まる。
西洋音楽のドに当たるSaの音(基準となる音)をドローンマシーンで流し、(或いはTampuraを聴きながら)、同じ音程で声を出す。
簡単に言うと、正しいドの音程で声を出す練習だ。
この練習はとても奥が深い。
とても簡単なことだと思われるかもしれないが、注意深くドロー
音楽がやりたい #3 〜ラーガ〜
ラーガとは
一般的には、時間帯や季節ごとに異なるラーガがあることが知られている
テリーさんは、”mood”や”spirit”という言葉を使ってよくラーガの説明をしてくれる
今の時点でのわたしの理解としては
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ラーガとは、その場の”mood”を創るもので
またラーガとは、その”mood”の”spirit”を音階にしたもの
例えば、朝日も夕日も太陽が地平線にある景色だけれど、そ
音楽がやりたい #2 〜ラーガとの出会い〜
音楽がやりたい
反芻すればするほど、どういう意味なのかがわからなくなる、不思議な言葉なのだが、何故か私には自然な表現だ
音楽をやる
それは、どういう行いを指すのだろうか
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私は、ラーガシンガーになる為にテリーさんに弟子入りしたわけではない
心の中でずっと大切にしている、ある疑問の答えを見つけるきっかけになりそうだと思ったからだと今は思う
なぜ人は音を奏でるのか
音楽とは、一体何
音楽がやりたい #1
確か、中学の卒業文集の将来の夢の欄は「ミュージシャンになる」だったと思う。ピアノの教室に小学校前から中学2年まで通って、中学〜高校でエレキベースを練習し、大学では軽音サークルに入りエレキギターとドラムセットを練習した。卒業後もバンドをやった。
卒業後に働いていた職場の社長が、ある日の飲みの席で「本気でこの仕事をやりたいやつだけうちの会社で働け!」と、声高に言っていたのを聞いて、その場で、酔っ払っ