【日本語教師って?】私が日本語教師を目指したきっかけ
日本語教師の仕事って?
日本語を教えるって?
私達日本人は、
中学、高校と
英語を教科として習いますよね。
※今は、小学校から英語教育が始まっていますが、、、
日本人が
“外国語”として
英語を勉強するように、
日本語を“外国語”として教える。
ざっくりいうと、
日本語教師はそういう仕事です。
ですから、
日本人が学ぶ“国語”とはまた別なんです。
私は、あるドラマを通して
“日本語教師”という仕事
そして
“日本語”も“外国語”
と知ったとき、
大きな衝撃を受けました。
自分が、
なんの疑問もなく
当たり前に話している日本語にも
ルールがあって、文法があって、
それを勉強している人達がいる!!
当時中学生で、
英語を話せることは
すごいことだ!
日本人だから英語を
勉強しなきゃいけないんだ!
と思っていた?
思わされていた?
私にとっては、
気付かされたというか、
救われたというか、
とにかく、
感動したのを覚えています。
ちょっと話は反れましたが、
前述したように
日本語教師というのは、
日本語を一つの“外国語”として教える、
という仕事です。
たくさん書きたいことはあるのですが、
今回は
働いていて気づいたことを一つ例にとって
日本語教師の仕事をお伝えできればと思います!
ある学生(よく勉強し、成績もよい)に、
先生、
「もらいます」と「借ります」
は何が違いますか?
と質問されました。
学習者は
英語が母語ではありませんが、
英語は堪能で、媒介語は英語を使っています。
私はその時、
え、、、
英語訳が違うやん、、、
receive/getとborrowやん、、、
と思いましたが、
そのあとすぐに、
あ、、、
そういえばこの国の人
借りたもの返さないな、、、
😲!!!!!
てことは
「もらう」も「借りる」もいっしょ!!
日本人にとっては
「もらう」→自分のものになる
「借りる」→一時的、返さなければならない
という当たり前のことがわかっても、
考え方、文化が違えば
言葉の概念も違う。
このとき、
言語を教えるということは
文化を教えること
そして、
媒介語や訳はあまり意味がない
(こちらは先生によって考え方が違うかと思いますが)
と改めて気づかされました。
日本人がどういう場面で
どういう気持ちで
どういう意図で話すか
日本語を教えるときは
それが伝えられるように、
実際の場面で使えるように、
指導するよう心がけています。
日本語教師という仕事の魅力が
少しでも伝わればと思っています!
読んでいただき、ありがとうございました!