紫微斗数で判断する天職と適職②
皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
もう今日で10月も終わりです。
秋になったと思ったら、もう冬を自覚する11月。
月日が過ぎるのは、本当に早いです😰
そう思うのは、私が歳を取ったからでしょうか?
10月は和暦では「神無月」と呼ばれます。
出雲大社に神様が来年の相談をするために集まってしまい、地元が留守になってしまうことから「神無月」となったようです。
11月からは神様が戻ってくださるので、心強いですね。
さて前回の続きです。
前回は、紫微斗数で判断する適職の見方でした。
それでは天職はどう判断したらいいのでしょうか?
天職も適職の範囲内にあります。
適職の輪の中に、天職という個体があるようなイメージです。
そのため天職の探し方は、適職の場合と基本的には同じです。
私はプラスして、四化星、特に化忌星が入っていないかと、その方の身宮がどこにあるかに着目するようにしています。
身宮(しんきゅう)とは紫微斗数では十三番目の宮とも呼ばれ、後半の人生に影響を与える宮です。
身宮は人によりますが、大体中年以降にその傾向が発動します。
天職は自分がやりがいを持って一生続けられる仕事のことです。
人生の後半のテーマである身宮がどこにあるかは、天職を見つけるうえで大切な要素になると私は思うのです。
身宮は紫微斗数の命盤を作盤するときに、旧暦での生まれた月と生まれた時間で、命宮と同時にどの十二支の宮にはいるかが決まります。
身宮は、①命宮②福徳宮③官禄宮④遷移宮⑤夫妻宮⑥財帛宮のいずれかに入ります。
身宮の宮の意味することや傾向が、自分の人生の後半にやるべきこと、そして人生の向かう先、使命になります。
自分自身の一生をかけてやり遂げるライフワークである天職は、自分に与えられた使命に沿っています。
それ故に、天職は、身宮の宮の方向性に合わせた形で探すと見つけやすいです。
例えば、命宮が身宮の方の場合です。
命宮は自分自身です。
自分の性質や個性、才能などを追求する自分が主役の生き方が人生後半のテーマになります。
そして前半の人生を影響する命宮と後半に影響する身宮が同じですので、一生を通じて本人の生き方の傾向に大きな変化がないと言えます。
ただ、前半よりも、身宮に移る後半の人生のほうがより一層、自分らしく生きたいという欲求は強まってはいくようです。
この方の天職は、元々持っている自分の得意分野や才能の中にあり、それを使って自分が活躍できるお仕事だと考えられます。
自分がテーマの方ですので、組織に入るなら、自分がやりたいように働かせてくれる職場が合っています。
自己実現が内的な満足だけでなく、社会的にも実感できるお仕事を天職とするとよいでしょう。
紫微斗数の命盤には、自分の悩みを解決するためのヒントがたくさん詰まっています。
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