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海外旅行記|プロローグ “マミータの衝撃発言”
おはこんばんちは、Saachanです。
前回の続きになってます!
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旅行計画は順調のように思えていた
友達3人とマミータ(コロンビアハーフの友達のお母さん)とその妹さんとのスペイン旅行の話は、なんやかんやありながらも進んできていました。
現地ツアーはスペイン語話者のマミータが予約してくれるので、あとはみんなで相談して決めた航空券をそれぞれ購入すれば旅行計画はひと段落、というところまで来てました。
マミータの衝撃発言
しかしある日、急に目を疑うような通知が来ました。
「マミータが航空券が高すぎて行けないって言い出した」という申しわけなさそうな友達のLINEです。
「思ってたより円が高くてびっくりしたって」
「そりゃそーだろって」
と、自分の母親であるマミータに呆れる友達のLINEでやっと理解。
ずっとユーロで見てたとかいうことで航空券の値段を勘違いしてしまっていたようです。
当時はものすごく円高が進んでたので、円で見るのとユーロで見るのとでは実際に支払う金額の差がきっと今までのマミータの感覚より大きすぎたんですよね。
とりあえずマミータやマミータの妹さん抜きで、自分達4人だけでどこかもう少し近場に行こうかという話をし始めました。
事態はさらに悪化
もうだいぶ具体的な旅行計画ができていてすごく楽しみだったのでかなりショックではありましたが、マミータのことは不思議と憎めません。
それどころかやっぱマミータおもろいなと笑えてきてました。普段からいろんなエピソードを聞いていたのでなんとなく人柄が掴めており、そんな理由なところもかわいいなというくらいに思えたのです。
しかし私にとって本当にショックだったのは、マミータが行かなくなったことで、海外経験がない2人がだんだん友達4人で行くのは憚られるな…となってしまい、結局旅行自体がぽしゃったことです。
落ち込みランチで嘆く
ショックすぎて「言ってた海外旅行、なくなっちゃったんだよね…」「もう1人で行こうかとか考え始めたんだけどさ…」と昼休みに大学のお庭でご飯を食べながら話すと、急に友達の表情がぱあっと明るくなって、「じゃあ私一緒に行きたい!」「エジプトとか!」と。
びっくりしました。そう言ったのは3年生のときに同じ授業を取っていてかつ共通の友人がいたことでよく会うようになっていた友達でした。
「え!じゃあ行く?!」と答えながら、まだ知り合って1年くらいしか経っていないのになと。そう、その瞬間はまだ、私はその友達と行くことにあまり乗り気になれていなかったのです。
しかし、共通の友人から聞いていた話とそれまでの付き合いで悪い人ではないことはわかっていたし、あまり細かいことを気にしない性格もいいなと思っていました。
後で聞いたことには、貯金があって海外旅行をしたくて誰か一緒に行ける人を探していたそうです。そう、私のスペイン旅行ぽしゃりは絶好のタイミングだったのです。
とんとんで全く別ものの海外旅行決定
覚悟を決めてからは早かったです。
それまでは会う予定がなかった日時に何度も電話やzoomで相談し、ツアーを利用することなく、2人の海外旅行計画を立てました。
旅行期間を3週間取れたのも、卒業単位をすでに取っていたからです。ここは自分を褒めていいところです。しっかり計画的にできる性格が大きく役立ちました。
友達も必修があとゼミだけだったので、教授と相談して現実的に行けることがわかりました。
こうして私の海外旅行は実現することになりました。めでたしめでたし。
以上、プロローグでした。
読んでくださってありがとうございました!