誕生日の話
どうも、4月生まれのさらです。
24歳の誕生日はあいが全力で祝福してくれました、感謝(涙)
誕生日の話が面白かったので共有を。
誕生日当日は、0時を過ぎてすぐにあいからバースデーソングメドレーのプレゼントがあった。あまり聞いたことがないマイナーな日本人のバースデーソングから、発音のいい英語のバースデーソング、みんなが知ってるバースデーソングはアレンジたっぷりで。
誕生日になってから約1分、早速すごい。
その後も目が合うたびに「お誕生日おめでとう」「バースデーガールだね」と告げられ、数分おきに誕生日であることを実感させられた。手厚い。
そんな感じで始まった24歳の誕生日の話。
ポツポツと友人からLINEで祝福のメッセージがくる。社会人になってから会えていない人が多いけど、それでもこうしてメッセージをくれるのは嬉しい。
小学生の頃からの親友にはおめでとうメッセージの直後に「24歳て冷静にやばいよね」と焦らされた。
確かに来年はアラサー、年と見た目に追いつくよう中身もそれなりに経験値を積んでおかねばならない。
また別の友人からはLINEギフトでブラックサンダーを貰った。ブラックサンダーか。スクロールすると値段が見えた。38円だった。38円かあ。手数料とかの方が高いのでは?とか考えてしまう。もちろん誕生日のお祝いだし値段じゃなくて気持ちなんだけど、そこそこの仲の人に38円のブラックサンダーを、しかもLINEギフトで送る、そのこころはなんなのだろう。(彼はすごく変わっているのでよくわからない)
とりあえず「ありがとう」「やす笑笑笑笑」と返信してみた。
夜は会社終わりのあいと合流して清澄白河のイタリアンに行った。清澄白河の待ち合わせ場所に行くとジャケット姿で花束を持っためちゃくちゃスタイルのいいあいが待っていた。
「お誕生日おめでとう」と花束を渡してくれた。かわいい!こういうことしてくれる所が大好きなんです。
2人でお店まで歩き、隠れ家な雰囲気のお店に着いた。あいが依然から目をつけていたKOKUSHOというイタリアンだ。このお店が最高だった。
中に入ると静かで落ち着いた雰囲気。席数も多くないので会話に集中できるスタイル。
出てくるご飯もワインもめちゃくちゃ美味しくて、しかもセンスが良くてよくこんなお店見つけたな〜と感動していたんだけど、その後がすごかった。
突然店の電気が真っ暗になった。たまたまそのとき私たち以外にお客さんがいなかったのでまさか締め作業を始められたのかと思ったら、KOKUSHOのお兄さんの結構しっかりめのボリュームの声で聞こえてきたのは「♪ハッピバースデートゥーユー…」あの歌だ。え、そういうこと??
「ハッピバースデーディアさらさ〜ん(お兄さんのビブラート)」
わーすごい!と思ってるとあいがポケットからクラッカーを取り出した。え、イタリアンのお店でクラッカー!?
(クラッカーパーン)
「ハッピバースデートゥーユー」
なんという手厚い祝福。私のために電気を消してビブラートを効かせてバースデーソングを歌ってくれて、クラッカーの仕込みまでするなんて、すごすぎる。ちょっと泣きそうになる。
が、これでは終わらない。
お兄さんが「おめでとうございます」と置いてくれたのが、私の似顔絵のプレートだった。精巧すぎるプレートの絵に一瞬頭がポカンとしたが、よく見るとその絵はチョコレートで書かれていた。これが本当に嬉しかった。人からお祝いされるのってこんなに嬉かったっけ、というくらい嬉しかった。
めちゃくちゃ上手で、しかも似ているプレートを眺めながらティラミスとコーヒーをいただき、気の済むまで写真を撮って店を後にした。絵の上手なお兄さんは道まで見送ってくれた。手厚い…!
何度も噛み締めたい最高の誕生日の話でした。