仕事の話 案件獲得への道のり

そう簡単には決まらない案件

晴れてフリーランスになった私。
聞こえは良いが、駆け出しはとても地獄だ。

まずは案件を探さなければ、と血眼になって片っ端から募集してる案件に声を掛けまくった。
しかしそういうサイトは低単価で募集してるものが多い。

普段気軽に見てるVtuverの切り抜き動画も、あれはチャンネル主が編集してる物もあるかもしれないが大体は編集者を何人か抱えており1本300円やら高くて2500円とピンキリの世界なのだ。
動画編集は1本の値段であり、時給換算してはいけない(考えたら嫌になるので)
例えるとカイジの地下労働施設のような扱いだ。

どうしたものか⋯⋯と悩んでいたタイミングで母がスマホを持ってきて

母「K君がテロップの編集者募集してるみたい」

K君とはとあるYouTuberで、そのジャンルでは日本一のチャンネル登録者数を持つ大手のYouTuberだ。
私の近所にある某店の元店長で、地元のローカルテレビでは週1でコーナーが出来るほどで、広告なしでイベントをやれば1万人以上集まってしまったという有名人だ。ちなみにK君と言っているが、40代の既婚者だ。

私は知らなかったので当時は詳しくなかったが、試しに声を掛けてみようとインスタでDMを送るとK君からzoomで面談すると返事が来た。
K君の他にメイン編集の方(以下Aさん)がいて、ビデオ通話での面談だった。

どんなYouTuber見てる?やら専門用語多いけど大丈夫?どんくらい稼ぎたい?などなど。世間話が多かったです。
ただzoomなど使った事無くビデオ通話なぞ初めてだったので緊張でキョドりまくった記憶がある。
まあ多分不採用やろ⋯⋯と思ったら1週間後無事に採用の連絡が。なぜ採用されたかは分からないけど恐らく同じ地元だからじゃないかと思った。(イベントがあった時に挨拶に行ったら物販の手伝いをしてもらおうかと思っていたらしく「呼んでくれよ!」と言った結果、今年は物販の人として参加するかも)

母は大ファンなので大喜びし、私はとりあえず継続案件ゲットしたと一安心。
それでもやはり生活は出来ないので、テロップの編集業務をしながら別の案件をしまくった。
するとある日、そのメイン編集Aさんからもうちょっと突っ込んだ仕事の話をしたいからご飯食べながらお話しよう、とまた別の編集者Bさんの人と3人で駅前の居酒屋で編集の話を聞いた。
Aさんはそのチャンネル以外にも別のチャンネルを抱えてるのでそっちの編集も手伝って欲しいとの事。そのチャンネルのメイン担当をしているのが編集者Bさんだ。
編集者Bさんは自分でYouTubeの動画投稿もしてるのでそっちも手伝って欲しいとの事でまた案件をゲット出来た。

こういう案件来たけどどうなの?みたいな話をしたりなど単価の話など。今まで1人でやってきたけど話が通じる人が居てアドバイスしてくれるのでとても為になった。
しかもチャンネルの名前を出して実績として公開していいよ! と言ってくれたので遠慮なくそれで営業掛けた結果、今は7件ほどお客さんを抱える事が出来ている。ここまでで3ヶ月です。

今思うと本当に運というかタイミングというのは大事だなと感じた。

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