詩　「自分とは」

人は思い続け
考えることを止めない

これは生涯ずっと纏うもので
自身に課せられたもの

この姿を終える日まで
積み重ね身につけていく

己を追い込み
そして見失い
底から拾い上げ
何かを見つける

この繰り返す癖は生きる醍醐味
離れず向き合う姿が
強さに変わり証を残す

振り返るなと自分へ問い
過ぎ去った日々は
今の自分にすべてを託し
光の中へ消えていく

今日の自分は明日へ繋がり
大切に生きた今日なら
明日も大切な一日になる

　　　　　　　　　　紗羅

人は良くも悪くも考える生き者

その為に生きているのだろう
そう思っている。

ありとあらゆる感情を知り
そしてとことん悩み尽くし
自他を思うことを学べ

これがいつも自身へ語ること

一日は24時間
寝ている時間を含めたらもっと少ない
自分を活かす時間には限りがある。

そう思いながら焦りを促し
自分にやれること
自分にしか出来ない何かへ
人力を尽くす。