そこにいる人。
心地いい音楽が流れる。
お料理を作る音。
いろんな人の会話。
ピアノの曲。
鳩時計。
と思ったらカッコウの鳴き声。
美味しい干し葡萄。
干し葡萄が嫌いな藍子が美味しいと思った干し葡萄。
もどしてあるからだと思う。
味が濃くないから干し葡萄はこうすれば食べられるということが知れた。
葡萄は好きだし食べられるが凝縮された味がダメなのだ。
さて、〝そこにいる人〟なのだが
別々に来たのにお店に同時に着いて
同時に入ったので別々ということが
店員さんにわかりづらかったという出来事。
藍子はなぜか一緒にお店に入ろうとしていた人のことを、そこの店員さんだと思ったので『こんにちは』と入り口で挨拶をする。
その人は入り口のドアが開けられなかった。
そこで初めてお客さんだとわかる。
なんだか不思議だった。
ただこれは偶然じゃないのだ。
クジラと会えたのもね🎵