行政よ、ホントに「事務事業評価」やってるの??
事務事業評価とは
こんにちは 札幌減税会、運営の小松田です。
今回は事務事業評価について投稿してみたいと思います。
事務事業評価とは「行政が行う事業の評価シート」です。
中身は非常にわかりにくいのですけどw
私は、この事業評価がすごく重要だと認識しています。
その理由は、下記をご覧くださいませ。
事業評価の効果
事業評価について民間企業の場合を例にとってみます。
企業にも事業評価もしくは検証があると思います。
「取り組みによってどんな成果があったか?」
「利益は上がったか?」
「効率はUPしたか?」
など、事業を総合して評価・検証していき、多くの場合は企業が繁栄していくために行うわけです。
これを怠ると他社との競争に負けて淘汰されていってしまいます。だから企業は成長に対する努力に余念がないわけです。
事業評価の結果は、良いときもあれば悪いときもあるでしょう。
良い結果であれば、事業は継続していくことが考えられます。
しかし、悪い結果であれば、改善や工夫をします。それでも結果が得られず存続が難しくなった事業はやむを得ず撤退することもあるでしょう。
成功や失敗を繰り返し、創意工夫をして企業は成長を遂げてきました。
なので、事業評価には、成長を促す効果があって企業繁栄に繋がるからこそ実施する価値があるわけです。
それでは、行政は?
行政よ、ホントに事業評価やってるの?
さて、行政が実施している事業への評価
それが、「事務事業評価」、もしくは「行政評価」と呼んだりもします。
はじまりは1998年頃で、三重県から始まりました。三重県は自由民権運動で減税を実現したこともあり、感慨深いものがあります。
それはさておき、
「事務事業」とは、役所の最小単位の事業を指します。札幌市を例とすると、1299事業が実施されています。
また、総務省の調査によると全自治体の6割以上が事業評価を行っているようです。
私は、札幌市の公開されている事務事業評価をいくつか見てみました。
次第に体調がおかしくなっていき、最後には吐き気を催しました。
ごめんなさい。本当なんです。
私は、行政職員はさぞかし札幌市のために、お国のために、事業をやってくれていると心底信じていました。
しかし、事務事業評価を見ていくにつれ、税金の無駄遣いを嫌というほど感じさせられることになります。
ボクシングで完全にKO取られているのに、そこからさらに寝技に持ち込まれ、ギブアップしてるのにまだ締めてくる感覚とでもいいましょうか。
途中で泣いてやろうかと思いました。
信じていたものが、粉々に跡形もなく崩れてしまった感覚。
凄まじい虚無感です。
そこで「行政ってホントに事業評価してんのか?」って感じたわけです。
それが、私が事務事業評価を調査していく理由となりました。
札幌市が公開している全ての事業評価を見て、行政の研究をしていきました。
また、別記事としますが、他国での行政評価で成果あがっているものが多数あります。
日本でも行政評価が機能すれば、札幌市をはじめ各自治体の財政にしても政策にしても効果があるはずです。
そう思って研究に励み、行動してみてます!
事務事業評価について、これから投稿していきますので、もしよろしければ、みなさんと一緒に見ていけると嬉しいです。