理系の仕事を知る～もっと広がるあなたの可能性～
#SAPPPORODIVERSITYFORUM
「理系女子のススメ～ちょっと先の未来を描こう～」
先輩ゲストの
サイボウズ株式会社の小山素子さんと
よつ葉乳業株式会社の藤岡郁美さんから
参加を考えている女子高校生の皆さんにメッセージを頂きました。
藤岡 郁美さん（よつ葉乳業株式会社）
「北海道大学大学院農学院を修了したのち、生まれ育った北海道の乳業メーカーであるよつ葉乳業株式会社に入社し、現在3年目です。入社当初から現在まで中央研究所で勤務していて、入社後の半年間は発酵乳製品の開発に携わったのち、所内でのチーム異動により基礎研究チームに配属となり、現在まで乳酸菌の機能性等に関する研究を行っています。」
～参加する学生へのメッセージ～
「どんな仕事がしたいか、あるいは向いているか分からないという方は少なくないと思いますが、明確なビジョンが描けなくても過度に恐れる必要はないと思います。理系の基礎的な知識や技術が日々の業務に役立っていることは事実ですが、業務上必要なものは入社後に学び、習得する機会が得られる場合もたくさんあります。まずは『○○が好き』『○○が気になる』といった気持ちに素直に従い、その先にある世界を覗いてみると、将来の多様な選択肢が見えてくるのではないでしょうか。」
小山 素子さん（サイボウズ株式会社）
「こんにちは。サイボウズ株式会社の小山素子です。
今回のイベントのキーワードに『理系』というのがありますが、私自身は実は文系出身です。もともとは国語教員になるつもりで、東京学芸大学教育学部小学校教員養成国語課程に進みましたが、教員にはならずIT企業に入社。コンピュータの知識がない状態から、理系的な知識を必要とするIT分野の研修講師業務などを担当しました。
その後、出産・転職などを経て、現在は「文理」両方のスキルと経験を活かして、組織づくりに悩むお客様のご相談窓口業務などをおこなっ
ています。」
～参加する学生へのメッセージ～
「ひとえに『理系』といっても、世の中にはさまざまな仕事があります。企業や職種という視点で未来の仕事を探すのはもちろんですが、『文理』というカテゴライズを超えて、自分がもともと持っている強みや興味関心を軸に、どんな仕事があるかを探ってみることで、今まで気づかなかったかたちで進路選択の幅が広がるかと思います。みなさんの未来が明るく楽しいものとなるようお手伝いできれば幸いです。」
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