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【10/23開催】市民向けセミナー「起業のきっかけはイロイロ 自分スタイルの働き方とは?」

札幌が、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)が実現した街になる未来を目指して札幌市と札幌市男女共同参画センターが開催する、企業向けと市民向け全8回のフォーラム「#SAPPORODIVERSITYFORUM」。
2021年からはじまり、今年度で4回目の開催となります。今年度はついにリアル開催!
第2回は、ゲストスピーカーにハッピーヤムヤムキッチン artkiwa 駒ヶ嶺美佳さん、NPO法人絵本屋だっこ代表理事 合同会社はやと代表社員 庄司あいかさんのお二人をお迎えして、札幌で起業に挑戦している女性の具体的な事例から女性の多様で柔軟な働き方を考えます。

イベントに先駆けて、駒ヶ嶺さん 庄司さんよりメッセージをいただきました。
起業なんて、遠い世界の話だと思っていた方。。。

このnoteを見たらきっとあなたの自分らしく生きていきたい
と思うヒントになるかもしれません・・。

ぜひご覧ください。



↓セミナーの詳細はこちら↓
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「起業のきっかけはイロイロ 自分スタイルの働き方とは?」
スピーカー:駒ヶ嶺美佳さん(ハッピーヤムヤムキッチンartkiwa)
庄司あいかさん( NPO法人絵本屋だっこ代表理事 合同会社はやと代表社員)
日時:10月23日(水)13:30~15:00
会場:札幌エルプラザ 2階 会議室3・4
(当日参加が難しい場合は、オンデマンド配信をご覧になれます ※いずれも申込必須)
対象:札幌市内に居住、通勤・通学する方
お申込み:https://www.danjyo.sl-plaza.jp/event_post/forum2024/
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札幌のみなさんこんにちは!
東区にある、カフェレストラン【artkiwaアルトキワ】を営んでおります
駒ヶ嶺美佳です。

2023年4月にオープンしたアルトキワは
2021年にキッチンカーからスタートしました。

元々、接客販売業を中心に会社勤めをしていた私が
起業や、ましてや飲食店を自分でやるなんて
誰が想像した事でしょう。
きっと自分が一番驚くと思います。

10年前『仕事=雇われる』だった私が
今の働き方を選んだきっかけは

子供が産まれ専業主婦になり
1度社会との繋がりがなくなった事が 大きいと感じます。

子育て中心の生活は充実はしていましたが
子供の成長と共に
自身の今後の生き方や仕事を
改めて考える様になりました。

そしてやりたい事を模索する中で
「起業」という選択に辿り着きました。

もし違う道を選んでいたら どんな人生になっていたのか。
選んだ道が「正解」だったかどうかはわかりません。
でもいつでも、選んだ道を「正解」にしていくのは
自分自身なんだと思っています。

現在、お店では
通常のランチ営業の他に、
マルシェや季節イベント、アルトキワ部(様々な大人の部活動)など
お店を通じて人々が出会い、繋がり、楽しめる
様々なイベントを開催しています。

自分が、好きで始めたお店が
誰かの好きな場所、チャレンジする場所、思い出の場所となって
『誰かの居場所』となっていっている事が
とても嬉しく、
起業し、お店をやって良かったと心から思っています。

今回、私の経験や想いをお話させて頂きますが
ご参加の皆様が、一つでもご自身の活動やビジネスの
ヒント、後押しとなる何かを感じて頂けると幸いです。

私自身、まだまだ始まったばかりです。
共に考え、前に一歩ずつ進んでいきましょう。

駒ヶ嶺美佳さんプロフィール

アパレル販売、事務職を経て出産を機に専業主婦となる。 子育てや家族との時間、コロナ禍での働き方を模索し 2021年にキッチンカーを始め、2023年に店舗をオープン。ランチ営業の他、 地域住民向けイベントや、アルトキワ部と称して様々な大人の部活動を開催。 2024年の夏には店舗を抜け出し キッチンカー事業の再開や、様々なイベントにも参加している。

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外で働く選択肢を絶たれた私が選んだ”社会的起業”という道

札幌のみなさん、はじめまして。
重度障害児を含む三児の母で、絵本作家の庄司あいかと申します。

2022年から絵本作家として活動をはじめ、2023年から「絵本から障害への理解を広める」という目標のもと、『絵本屋だっこ』というサイトを運営、任意団体として活動してきました。

今は絵本屋だっこの管理法人として合同会社とNPO法人を立ち上げ、2法人の代表としても活動しています。

肩書をみるとなんだかすごそう…と感じていただける方もいるかもしれませんが、実際は家に引きこもりの日々(笑)
障害のある子どもにいつ何があっても呼び出しなど対応できるよう、在宅でできる範囲の仕事をしています。

現在の働き方は、子どもに重度の障害があったからこそ、見つけられた道です。

それまでの私には、人に雇われて働く以外の選択肢など、まったく頭になかったのですから……

【個人事業主から、社会的起業へ】

結婚前は、幼稚園教諭として3年ほど勤めていました。結婚後、長男が生まれ、すぐに病気がわかりました。

そこからは、ひたすら重度障害の息子にかかりっきりの日々です。

”障害児の母”でしかない自分が苦しくて、無理をして働いてみたこともありましたが、息子の通院や突然の呼び出しで職場に迷惑をかけることが心苦しく、結局は外で働くことを諦めました。

その後、第三子出産後に、在宅でライター業を始めました。そこそこ軌道に乗ったころ、「自分の好きなことをしたい」と思い、始めたのが息子のための絵本づくりでした。

そこから、気づけば「絵本で障害への理解を」という大きな目標のため動いていました。

障害児の母親の働き場所、居場所やつながりを作るために絵本屋だっこで仕事を作り、社会的起業として合同会社を立ち上げました。

絵本売り上げは全額障害児支援のために使うと銘打った絵本屋だっこの活動は、公益性の証明のためNPO法人化しました。

【起業に向かない性格…小心者の私】

私自身の性格は、小心者で人前が苦手、大きな挑戦やリスクのあるチャレンジは大の苦手なタイプです。

そんな私がなぜ今、起業やいろいろなチャレンジをできているのか……そのあたりを、セミナーではお伝えできればと思っています。

在宅で、障害児がいながら、祖父母の手伝いもない。人前も代表という立場も苦手。さまざまなブロックがあるなかでも、できることを続けてきて、今があります。

そんな私の体験から、「私でもできるんだ」という勇気をもらって帰っていただければと思います。

当日は、苦手な人前、おそらく緊張に震えながら(笑)、お話をさせていただきます。精一杯思いを伝えさせていただきますので、ぜひ、あなただけの生き方を見つけるヒントを見つけていただければと思います。

庄司あいかさんプロフィール


NPO法人絵本屋だっこ代表理事 合同会社はやと代表社員 三児の母で、長男が重度障害児。結婚前には、幼稚園教諭として勤務。2020年から個人事業主としてライター業を始め、2022年より絵本作家として活動をスタート。2024年2月に合同会社、6月にNPO法人を立ち上げる。現在は2法人の代表として、絵本から障害理解を広める活動をしている。合同会社では主に絵本制作事業を行う。

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