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宇宙式サラリーマン、日々是実践。
宇宙式サラリーマンという考え方を皆さんにお伝えすることを決めたのですが、私も日々、宇宙式サラリーマンとしての活動を実践しています。私自身もまた、実践しながら現実創造をしている一人の人間です。
誰かと比べて何かができないといったことに落ち込んだり、ビジネス上での情勢がよくないことにガッカリしたり、部下が思い描いたように成長してくれないと感じたり、上司のやってくれることが物足りなく感じたり、ついつい慣れ親しんできた「悪いあの人・かわいそうなわたし」という立場をとってしまうこともあります。以下、好きな本からの引用。
哲人 でも、われわれが語り合うべきことは、ここにはないのです。あなたがどんなに「悪いあの人」について同意を求め、「かわいそうなわたし」を訴えようと、そしてそれを聞いてくれる人がいようと、一時のなぐさめにはなりえても、本質の解決にはつながらない。
青年 じゃあ、どうするのです!
(中略)
哲人 そう、われわれが語り合うべきは、まさにこの一点、「これからどうするか」なのです。「悪いあの人」などいらない。「かわいそうなわたし」も必要ない。あなたがどんなに大きな声でそれを訴えても、わたしは聞き流すだけでしょう。
まさに、瞬間、瞬間、「これからどうするか」その一点に尽きるのですよね。それが行動を起こすということだと思います。
今日、私にも仕事で大きな気づきが起きました。
いま、大きなコンペを抱えているんですけど。私の会社にとっては、大事な仕事です。これが獲れなければ、今年度はおろか来年度の仕事が危ういという、必注の案件です。
そんな中で、今日営業さんから「最終的な競合は〇〇社との一騎打ち」「〇〇社が体制を含めて良い提案を持って行ってるらしい」ということを聞きました。〇〇社といえば実績十分の業界大手。このままでは情勢的に厳しいかもしれない、と。
この話を聞いて、どこまででも不安になったり、落ち込んだりすることは出来ます。なんだよ、うまくいかねーじゃん、と不貞腐れることもできるし、
決して業界での順位が芳しくないという自分の会社のせいにすることもできる。「悪いあの人・かわいそうなわたし」の立場には、いとも簡単に陥ることができます。
だけど幸い、ここ数日、まだ存在してもいない読者の皆さんに向けて、宇宙式サラリーマンのプロセスについて一生懸命記事を書いていたおかげで、頭の中が整理できていて、営業さんから聞いた話に囚われないようにすることが出来ました。いろいろと泣き言をいいたい心境でしたが、グッとこらえて、③立てた目標について気にしない ということを実践したのです。
そして、④目の前の仕事に誠心誠意取り組む と。私は今日、定時にビシッと仕事を終えました。ダラダラと残業せず、社内チャットのプレゼンスをオフラインにして仕事をやめました。逆転の発想で、これ以上誠心誠意取り組むことが難しそうだったので、仕事を終えたというのと、③立てた目標について気にしない をより深めたかったからです。
そして、仕事を終えて、スマホでYouTubeを眺めているうちに、1本の動画が目に留まります。今日オススメに上がってきた、初めて見るチャンネルの初めての動画で、ついさっきの出来事です。
目の前の現実ガン無視して大丈夫!と。これは実は、宇宙スピ界隈ではよく言われるフレーズで、もう、わかってます。わかってるんです。と言いたくなるようなお決まりの一言なんですよね。ハイハイ、わかってる、と、いつもならスルーしそうな内容だけど、軽妙な動画主の語り口も手伝って、今日は最後まで聞いてみようという気になりました。
今日の現実は、過去の自分が作ったもの。これも、本当によく言われることですが、今日、営業さんにコンペの状況を聞いた現実のことを振り返っていました。なんとなく、〇〇社が競合だと聞いたときに、自分の会社が〇〇社以下だと思っている自分に気が付きました。到底勝てっこない。〇〇社とうちとじゃレベルが違う、と。
ああ、これが私が持っている自分の会社に対しての認識なんだ、と。そういえば自分の会社を自虐的に話すこともよくあった。経営陣の考えを小馬鹿にしたり、ホントうちの会社はダメだよね、と同僚と話したり。
そりゃ、現実化しますわな。その通りに。
延々と持ち続けていた自分の会社に対するセルフイメージ。私がこれまで自分の会社を蔑んできたとおりに、コンペの行く末も、現実化しつつある。
だけど、それに気付く出来事として、今日営業さんからの電話があった。私は宇宙式サラリーマンの実践者として、今日の出来事をそう捉えようと思います。そして、自分の会社に対する自虐はやめて、こうなってほしい、こんな会社だといいな、という目標(望み)を再設定しようと思います。
私がうまくいってます!と言っている現実創造の実践はこんな感じです。
ネガティブなことは起きるし、なかなか<悪いあの人>の沼から抜け出せず停滞することもあるし、だけど、七転び八起き。そのたびに今日のように気付きのかけらを拾って、パズルのようにはめながら、一歩ずつ前に進んでいます。
もっともっと、華々しい現実創造が出来ている人の話の方が、読み応えがあるかもしれないけど、結局のところ地道な実践以外に近道はないので、こんな話も需要があるんじゃないかな、と思って書いてます。
コンペの結果が出たら、またお知らせしますね。