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【インタビュー】さっぽろ気候変動タウンミーティング第1回の参加者の想いとは...?
タウンミーティングの参加者インタビューとは?
札幌市環境局主催の全8回のワークショップ「さっぽろ気候変動タウンミーティング(以下、タウンミーティングと言います)」。
市民が気候変動をはじめとする社会課題について対話する文化をつくることを目指して、気候変動を様々な角度から学び、考え、行動していくため市民対話の場です。
このさっぽろ気候変動タウンミーティングのnoteでは、各回のタウンミーティングに参加した方にインタビューを実施。
参加者の声を通してタウンミーティングの様子や意義を知ってもらえたら嬉しいです!
今回インタビューに協力してくださったのは、イヌスキーさん(20代、団体職員)です。では早速インタビューに入ります。
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ータウンミーティングを知ったきっかけはなんですか?
イヌスキーさん:知人づてで昨年度からさっぽろ気候変動タウンミーティングを開催してているという噂を聞いていました。
私は気候変動問題を横目には見つつ、全然知識もないし知らないなと思っていました。
気候変動について考えないといけないんだろうなと思っていたことと、対話の経験を積みたいなと思っていたことが参加したきっかけです。
ーどんな気持ちで参加を決めたのですか。
イヌスキーさん:まずは、全8回対話の場を開いてくれるの!?無料で!?と思いました(笑)。
私が過去に参加してきたのは単発のワークショップが多かった。でも単発では話し足りないなという物足りなさも感じていたので今回のタウンミーティングに参加してみました。
第1回のタウンミーティングに参加して、気づいたこと感じたこと、感想はありますか。
イヌスキーさん:ワークショップに参加したことはありますが、円になって座るのが初めてで、会場に入ったとき、どこに座ろうかなと思いました(笑)。
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第1部は気候変動を対話することについて考えました。自分の中に「自分の考えを変化させたい」というポジティブなことと「自分とは違う考え方に出会うのが怖い」という二つの引き裂かれた思いがあることがわかりました。
全体共有を通して、ほかの人にも自分と同じような思いがあると知り、「そうだよな」と思いちょっとほっとしました。
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第2部は講義を受けました。
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講義の中で世界の話と日本の災害などの話が出ていたけれど、日本の話のほうが自分は考えやすかった。そんな自分に対して「自分よりも距離が遠いことに対してこんなに実感が薄れるのか」と思いました。こういう自分の捉え方を実感できただけでも学びになったし、おもしろかったです。…環境問題は目に見えにくくゆるやかな変化だから生活の中で実感しにくい面もあるなと思いました。
第3部は対話を行いました。
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講義で地球規模の大きな話を聞いた後なので、一人ひとりがたくさんのことを感じている状態だったと思います。
それをもとにいざ対話するとなると、短い時間の中で話し切るのは難しかったです。
グループワークでは他の参加者とともに「自分たちの迷い」や「もやもやしたこと」なども話し合いました。それぞれの参加者の意見の背景が気になりました。今回自分は話し合うときにちょっと遠慮してしまったので、これからたくさんほかの参加者のことを知っていきたいです。
ー今回のテーマを通して感じたことはありましたか。
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イヌスキーさん:…対話したことでより「公正って実現できるのかな?」という気持ちになりました。
私のグループでは「責任」という言葉がキーワードになりました。現状、「責任」という言葉が中身のない便利ワードになっている気がします。「責任」という言葉を中身のある言葉にしていきたいな、それを対話で実現していきたいなと感じました。
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ーこれからやってみたいことはありますか?
イヌスキーさん:もっといろんな人と話してみたいです。対話することは、たのしみだし怖い。でもそれと付き合いながらこれからも対話していきたいと思います。
今は中身のないワードの中身を探していきたいというポジティブな気持ちです。
おわりに
イヌスキーさん、インタビューへのご協力、ありがとうございました!
さっぽろ気候変動タウンミーティングのnoteではコーディネーターによる各回のレポートも発信中。
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