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「伝わる!」動画の作り方 被写体は常に明るいところに
屋外なら被写体は太陽の当たる場所に置く
当たり前ですが…。
写真は光が被写体(カメラに写している人や物の総称)にあたることで
記録されます。
たとえば、太陽が南から射していれば
南向きに顔を向ければ
明るく撮ることができます。
でも、頭ではわかっているはずなのですが、
忘れている人が非常に多いのです。
CMなどを手掛けるプロのカメラマンは
ロケハン(撮影の場所探し)は
常に方位を気にしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663122973320-cPZ0LuEL7H.jpg)
撮影時間によって太陽の位置が変わるからです。
だいたいの撮影時間中に太陽がどの位置にあるか確認し
背景となる場所を決めているのです。
自動露出調整の欠点
最近はスマートフォンでさえ、
自動で光量を調整します。
明るすぎれば、絞りを狭くし入ってくる光量を
減らします。
普通は、これで問題ありません。
明るい屋外で撮影したカットも
ろうそくの光を屋内のカットも見栄え良く撮ることができます。
でも、同じ画角の中に
明るさのレベルが違うものがいくつかあると
カメラは判断できません。
カメラのレンズは一つだけですから
たいていのカメラは
フレーム内の最も大きい明るいものに
露出を合わせてしまいます。
たとえば、窓を背景にして
写真を撮ったら
下の写真のように
黒いシルエットの切り抜きのようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1663123308955-11CQSLtYtS.jpg?width=1200)
こんな映像は
誰も撮りたくないでしょう。
撮影の基本中の基本「被写体は明かりが当たる向きに据える」
被写体は明かりが当たる向きに据える
これ鉄則です。
だから、カメラには
常に照明を背負わせましょう。
被写体に十分光が当たっていれば、
フレーム内で、顔が最も明るい領域になり、
被写体を明るく撮影することができます。
●太陽が西から射している場合は被写体を西に向かせる。
●屋内なら、すべての照明を点け、
被写体をいちばん明かるいところに立たせる。
これが初心者でも照明機材を使わずにできる
いちばん簡単な方法です。
一例として
わたしが窓を背景にして撮影したプロモーションビデオです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663123759738-Ck6m6bnhVG.png?width=1200)
被写体がきれいに撮れていますよね。ちなみに照明機材は使っていません。
どうやって撮ったと思いますか?
答えは…。
実はこの場所は広い天窓があり、
その下に被写体を
いちばん明るい所に立たせたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663123825576-f8DPA98vKh.png?width=1200)
同じ光源なので
背景と被写体が
明るくきれいに撮影できているのです。
「うそだ」と思った方は下のURLで
動画をご確認ください。
本編では使わなかった
証拠映像です。
この動画に興味のある方は
下記をごらんください。