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札幌市営霊園の申し込み方法や注意点を解説!

こんにちは、『札幌のおはか事情』です。

今回は、札幌市が運営する札幌市営霊園についてご紹介します。市営霊園の申し込み方法や注意点をまとめましたので、お墓を検討されている方はぜひ参考にしてください。
 
 札幌市営3霊園(里塚・平岸・手稲平和)は、新しく造成された墓地ではありません。市外転出などの理由により、これまでの使用者から返還された区画を再募集する形になっています。
そのため、募集区画は各霊園のさまざまな場所に点在しており、区画ごとに現状が異なります。

 募集は毎年行われるものではなく、近況ですと平成19年、平成22年、平成25年、平成28年、令和2年、令和5年に行われました。


◆申込条件

以下の5つの条件をすべて満たす必要があります。

  1. 札幌市に住民登録がある方

  2. ご親族などの遺骨を管理している方

  3. 札幌市営霊園または札幌市管理の墓地を使用していない方

  4. 使用許可後、3年以内に墓碑を建立し納骨できる方

  5. 印鑑登録証明書が取得できる方

上記の条件を満たしている方のみ、お申し込みが可能です。

 

◆申込方法


申込期間中に「郵送」または「インターネット」で受け付けします。募集区画に対する使用予定者は、公開抽選により決定します。
なお申込は、1世帯につきいずれか1つの霊園の1区画限りです。

 

◆区画と料金の内訳


◆使用上の注意事項


1.使用許可を受けた墓所内の清掃及び設備の維持管理は、使用者が行わなければなりません。
2.墓碑の建立について、一墓所には「一墓碑」しか建てることができません
3.墓地使用の必要がなくなったときは、使用者ご自身が原型(更地)に復して返還しなければなりません。

◆過去の抽選結果について

過去の抽選結果はこちらです。
札幌市営霊園は毎回人気が高く、令和5年度の全体の倍率は3.6倍でした。公募数より申し込みが多い区画がほとんどで、希望する区画を取得するのは簡単ではありません。また、市営霊園では「清掃手数料」が初回のみかかり、その後の維持費は発生しません。そのため、毎年の管理費が不要で、費用面でも安心できる点が魅力といえます。

◆今後の募集について

現在、次回の公募時期は発表されていません。
また、正式な決定はされていませんが、今後、清掃料として毎年一定の費用がかかる可能性があるとの噂もあります。今後の発表を注視する必要がありそうです。

 ご参考になれば幸いです。
 


今後、市営墓地や民間霊園について、私の本業の視点から詳しくご紹介していきます。「このような場合はどうなりますか?」「お墓を検討しているがいくらくらい?」といった質問がありましたら、sapporo.ohaka@gmail.com までお気軽にご相談ください。


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