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札幌市火葬場・墓地のあり方推進協議会「第5回墓地部会」

開催日時
令和3年9月9日(木曜日) 13時00分~15時00分

開催形式
オンライン形式(WEB会議)

議題等
(仮称)札幌市火葬場・墓地に関する運営計画原案について【概要版】(資料1)
(仮称)札幌市火葬場・墓地に関する運営計画原案(墓地部分)について(資料2及び資料3)

主な発言等
議事録P7
〇佐々木委員
確認ですが、「 身寄りのない人等 」という記載についてです。身寄りの ない人というのは親族がいない人や遺骨を引き取る親族がいない人なのかなと
思ったのですけれども、 「 等 」 とは どういう人を指しているの でしょうか。 親族以外に遺骨を 持って い る人 を考えているのか、定義というか、どういうことで 「 身寄りのない人等 」になっているのかを 伺いたいと思います。
○事務局(岸霊園管理担当係長)
佐々木委員がおっしゃられたとおり、全くの身寄りのない人も おりますし、分かっていても引き取らないという方もいらっしゃいます。また 、行旅死亡人の方もいらっしゃいますので、それを含めて「 等 」と表現 しております。
○佐々木委員
親族以外が遺骨を持っている人は含まれていないのですか 。
○事務局(岸霊園管理担当係長)
現段階ではあくまでも親族の方が申請者と考えております。

議事録P8
〇佐々木委員
文言自体はいいのかなと思うの ですけれども、私は親族以外に遺骨を持っ
ている人がいるのではないかなと思っています。例えば 、事実婚のカップル、同性のカップル 、身寄りがいないけれども近しい人や近所の人で世話 をしてくれる人がいる方がいるのではないかと考えた のです。では、そういう人がどこに分類されるのでしょうか。身寄りの ない人等に分類されるのか、そこははっきりしておいたほう がいいのではないかと思うのです。家族 の形態が多様化してい まして、いろいろな家族がいるのです 。前に墓地部会でお話をさせていただいたときも親族に限るというお話で、親族以外が遺骨を持っているということになると 、それは市役所保健所で対応しますというお話だったかと思 います。でも、多様な方々がいる中で、親族以外の人がお世話をしているということがあるのに 、親族ではないからと締め出すことにならないよう、今後 、希望する方の条件を考えていくときにそういうことを考えなければいけないかなと思います。また 、話は飛ぶのですけれども 、厚生労働省の人生の最終段階における医療ケア決定のプロセスに関するガイドラインの終末期の医療のところでは 、本人が信頼を寄せ、人生の最終段階の本人を支える存在という意味で、近しい友人等も含め 、医療ケアの決定 のプロセスに関わっていくとあるのです。このように、亡くなる前の医療では家族と友人も含めるという感じになって いるのですが、死んでしまった途端に親族しか相手にしないとするのはいかがかなということです。これは今後の課題かなと思います。身寄りのない人等以外で利用を希望する方の条件かもしれませんが、今後、そういうことも考えていただければなと一市民として思います。

資料
会議資料
(資料1)(PDF:634KB)

(資料2)(PDF:2,833KB)

(資料3)(PDF:160KB)

資料1 (仮称)札幌市火葬場・墓地に関する運営計画原案【概要版】
資料2 (仮称)札幌市火葬場・墓地に関する運営計画原案(墓地部分)
資料3 「第4回墓地部会」における委員からの意見について

議事内容
議事録(PDF:666KB)



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